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長経路流星2006/3/29 20:24:26[Earth Grazingと判明!!]
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投稿者 メッセージ
ITO



登録日: 2004.08.09
記事: 1304
所在地: 東京都杉並区浜田山

記事日時: Tue Apr 04, 2006 12:23 am    記事の件名: 勿論 OK ! 引用付きで返信

了解です. よろしくお願いいたします.
ITO
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NK
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記事日時: Tue Apr 04, 2006 12:44 am    記事の件名: Re: 共同研究提案 引用付きで返信

こちらの掲示板は時折見させて頂いておりますが、今回の珍しい長経路流星については特に興味深く拝見してます。

実は当方、1982年水瓶η群の3点写真同時観測でのある1地点での撮影者ですが、以降の処理についてそのような経緯があったことは全く存じませんでした。
測定以下をどちらにお任せしたかも記憶がないほどでお恥ずかしい限りなのですが、よい結果が出ていいはずなのに道理で結果がいまいちだったわけ??と今頃納得でき、誠に残念に思っております。

蛇足で失礼致しました。
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SonotaCo
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登録日: 2004.08.07
記事: 12653
所在地: 139.67E 35.65N

記事日時: Tue Apr 04, 2006 10:15 am    記事の件名: Re: 勿論 OK ! 引用付きで返信

masuzawa wrote:
SonotaCo wrote:

恐らくは他の観測者の方も、賛同してくださると思いますが、意見のある方、条件のある方などおられましたらコメントお願いします。
とりあえず、宜しいでしょうか > ITOさん、masuzawaさん

もちろん、OKです。

ITO wrote:
了解です. よろしくお願いいたします.
ITO

快諾、ありがとうございます > masuzawaさん、ITOさん
あとは司馬さんの再測定とご意見を待ちたいと思います。

私は、とりあえず、川村さんの仮測定データを自動計算させて様子を見てみようと思っています。
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川村晶
未登録ユーザー





記事日時: Tue Apr 04, 2006 11:47 am    記事の件名: データの精度 引用付きで返信

川村です。

前回、ご報告しましたデータですが、赤経赤緯値は、
ステラナビゲータのクリックデータをコピーペーストしたものなので、
下2桁くらいで丸めてください。
表記したケタまでの精度はぜんぜんありません。すみません。

時刻は、かなりイケてると思います。
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登録日: 2004.08.07
記事: 12653
所在地: 139.67E 35.65N

記事日時: Tue Apr 04, 2006 4:06 pm    記事の件名: データの訂正 引用付きで返信

すみません、朝霞高校の司馬さんが最初に掲載して下さったデータの私の方の処理にミスがあったようです。朝霞高校のデータのR90-2.csvは一旦削除しました。
見直しますので、暫しお待ちください。
川村さんのデータを処理しようとして気がつきました。ちょっと心配です。
-------------------------------------------------
す、すみません。私の朝霞高校の私のデータ処理を見直していますが、 Earth Grazingでない可能性 が出てきてしまいました。 なんと、高校の緯度も違っていました。 落ち着いて、1つ1つの数値を確認していきたいと思います。少し時間をかけたく思います。よろしくお願いします。
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SonotaCo
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登録日: 2004.08.07
記事: 12653
所在地: 139.67E 35.65N

記事日時: Tue Apr 04, 2006 8:53 pm    記事の件名: 残念なお知らせです。 引用付きで返信

川村さんのデータの概要を見るべく作業した所、以前の朝霞高校のデータを私が手作業で処理した際にUFOOrbitデータへの変換ミスがあったことが分りました。
これを訂正した所、以下のように経路は大幅に短くなり、最終高度も74km付近と計算されました。
終了点付近では交差角が小さい組み合わせしかないので、まだ誤差が大きいですが、いずれにしても高度200kmなどということは有り得ない状況となりました。
それでも長経路火球なのですが、Earth grazing fire ball である可能性は極めて小さくなったように思います。
今後より詳細なデータが判明した場合には、より詳細に分析を続けてご報告したいと思っています。
期待された方々には、お騒がせして、本当に申し訳ありませんでした。

やってしまいました Sad 。 私にはやはり手作業は向いていないようです。議員辞職できるものなら辞職したい気分です Sad Sad Crying or Very sad



U20060329GM.png
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SonotaCo
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登録日: 2004.08.07
記事: 12653
所在地: 139.67E 35.65N

記事日時: Wed Apr 05, 2006 2:39 pm    記事の件名: 前半の自動分析結果 引用付きで返信

気を取り直して、折角報告頂いたデータなので、私でわかる範囲で、現時点の分析結果を掲載しておきます。
川村さんのデータに私が画像から読み取った1枚目の始点と2枚目の終点座標を加えUFOOrbitで自動計算させた 本火球の前半部分の結果です。
2枚目画像は恒星位置がブレているので、読み取り誤差は大きいと思いますか前半部分のみはなんとか3点の同時観測が成立して自動分析できるようです。

経路はこの後、太平洋上へ数100km続くのですが前半データと現時点の後半データを合わせると組み合わせによって大きな差が出てしまう状況です。
経路が直線であることを仮定するUFOOrbitの分析方法の限界なのか、交差角と基線長に対して個々の観測精度が不足しているためなのかはよく分りません。
もし、朝霞高校データの改訂版がでたら、再度後半の分析に挑戦してみるつもりです。



U20060329GM1.png
 説明:
前半部分の分析結果です
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U20060329GM1.png


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司馬 康生
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記事日時: Wed Apr 05, 2006 9:06 pm    記事の件名: こんな写真も 引用付きで返信

日本火球ネットワークの掲示板に書き込みがありました。

http://www.astroarts.co.jp/gallery/misc/200604/002675-j.shtml

朝霞高校のデータの件、正確な観測点など問い合わせた後、データを出したいと思っています。すみませんが今しばらく、、、
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SonotaCo
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登録日: 2004.08.07
記事: 12653
所在地: 139.67E 35.65N

記事日時: Thu Apr 06, 2006 10:29 am    記事の件名: Re: こんな写真も 引用付きで返信

司馬 康生 wrote:
日本火球ネットワークの掲示板に書き込みがありました。

http://www.astroarts.co.jp/gallery/misc/200604/002675-j.shtml

朝霞高校のデータの件、正確な観測点など問い合わせた後、データを出したいと思っています。すみませんが今しばらく、、、


火球の前半部分のようですね。
藤沢からとのことですが、観測地の正確な緯度経度を記録しておきたい所です。
アストロアーツへの投稿なので、連絡可能でしょうか? > 川村さん
この次のコマに後半部分が写っていないかもすごく気になります。

Earth Grazingだった可能性は減っていますが、消滅点がわかっていなので、まだ気を抜けませんね。
1972年のものは、初期高度75.98km,最低高度57.85km,最終高度101.55kmと算出されているようです。
今回の火球は今の概算では初期高度94km 最低高度70km付近となっていますが、後半は超遠方でなんとも言えない状況です。その後の情報があれば、また話は変わる可能性もあります。

司馬さんの着実な姿勢を見習おうと努力中です Wink
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阿部新助



登録日: 2006.04.03
記事: 1

記事日時: Fri Apr 07, 2006 9:02 am    記事の件名: Re: こんな写真も 引用付きで返信

大塚 wrote:
SonotaCo wrote:
司馬 康生 wrote:
日本火球ネットワークの掲示板に書き込みがありました。

http://www.astroarts.co.jp/gallery/misc/200604/002675-j.shtml

朝霞高校のデータの件、正確な観測点など問い合わせた後、データを出したいと思っています。すみませんが今しばらく、、、


火球の前半部分のようですね。
藤沢からとのことですが、観測地の正確な緯度経度を記録しておきたい所です。
アストロアーツへの投稿なので、連絡可能でしょうか? > 川村さん
この次のコマに後半部分が写っていないかもすごく気になります。

Earth Grazingだった可能性は減っていますが、消滅点がわかっていなので、まだ気を抜けませんね。
1972年のものは、初期高度75.98km,最低高度57.85km,最終高度101.55kmと算出されているようです。
今回の火球は今の概算では初期高度94km 最低高度70km付近となっていますが、後半は超遠方でなんとも言えない状況です。その後の情報があれば、また話は変わる可能性もあります。

司馬さんの着実な姿勢を見習おうと努力中です Wink
Perigeeを超えて、高度が上昇しながら光り続ける流星ならば、EARTH GRAZINGと言ってもいいと思います。そういった例は殆どないので。まだ期待しています ! !


分光データは詳しい解析は行っておりませんが、酸素輝線の強度がほとんど変わっていないように見えます(つまり高度の変化が少ない).大塚さんの言うように、まだEarth Grazingの可能性はあるのではないかと思います。もう少し結果が出るのを待ってからチェコのグループにも相談してみたいと思います。

_________________
阿部新助(神戸大学大学院自然科学研究科)
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司馬 康生
未登録ユーザー





記事日時: Sat Apr 08, 2006 1:56 pm    記事の件名: 再測定 引用付きで返信

朝霞高等学校地学部さんの写真を再測定させていただきましたので、ご報告いたします。あまり数字は変わりませんでした。
もし英文で発表の機会が有れば、朝霞高等学校"Earth Science Club"という名前でお願いしますとのことです。

2006年3月29日20時25分36秒(露出開始=火球写り始め時)

139d35'19"E, 35d47'16"N, 50m

以下、写り始めから消滅点まで。
α[h m s] δ[d m s]
13 40 4.1 -9 -16 -37
13 40 46.6 -9 -20 -40
13 41 58.4 -9 -27 -36
13 43 10.9 -9 -34 -14
13 44 23.7 -9 -40 -46
13 45 35.7 -9 -47 -29
13 46 47.6 -9 -54 -11
13 47 59.3 -10 0 -55
13 49 11.4 -10 -7 -30
13 50 23.8 -10 -13 -54
13 51 35.3 -10 -20 -33
13 52 47.5 -10 -26 -54
13 53 59.1 -10 -33 -26
13 55 10.5 -10 -39 -56
13 56 21.4 -10 -46 -33
13 57 32.5 -10 -53 -4
13 58 43.7 -10 -59 -29
13 59 54.8 -11 -5 -52
14 1 5.3 -11 -12 -22
14 2 15.0 -11 -19 -2
14 2 48.1 -11 -21 -30

観測大円極 α272.1314647 δ+67.22068655

以上です。
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登録日: 2004.08.07
記事: 12653
所在地: 139.67E 35.65N

記事日時: Sat Apr 08, 2006 9:39 pm    記事の件名: 後半経路の概算 引用付きで返信

再測定ありがとうございました > 司馬さん

司馬さんの再測定結果を用いて、本火球の後半部分を直線経路仮定(UFOOrbit)で概算をしてみました。

組み合わせによって、結果が大きく異なるので、私とITOさんの測定結果で、大円の極方向換算で ra decがともに±0.1度の誤差があった(各5通り)として計算結果の範囲を出してみました。結果、以下となりました。

消滅点
SonotaCo-朝霞高校の組み合わせ結果(極の交差角 6.4±0.1度, 基線長16.1km)
東経143.9±0.2度 北緯34.4±0.1度 地表高度 68±4km 観測速度 13.6±0.2km/s

ITO-朝霞高校の組み合わせ結果(極の交差角 4.8±0.1度, 基線長11.6km)
東経143.6±0.2度 北緯34.5±0.1度 地表高度 63±3km 観測速度 12±2km/s

高度は前半と合わせても単調に現象しているように見えました。
別の方の計算も歓迎します。

交差角が小さいとはいえ、誤差が大きくて恥ずかしいです。これを高精度版UFOAnalyzer開発の励みにしたいと思います。



U20060329GM.png
 説明:
大円極方向誤差範囲を組み合わせた計算結果です。
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U20060329GM.png




最終編集者 SonotaCo [ Sat Apr 08, 2006 10:25 pm ], 編集回数 2 回
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登録日: 2004.08.07
記事: 12653
所在地: 139.67E 35.65N

記事日時: Sat Apr 08, 2006 10:54 pm    記事の件名: 曲がっているような気がします。 引用付きで返信

司馬さんが、始点付近と終点付近2つの写真から仮に計算された以下の輻射点ですが、
> 朝霞高等学校との間での観測輻射点:α39.4685,δ14.2854(おひつじ座)

これは 始点付近のみの Nagano1 Tokyo_S6 間の自動計測結果(観測輻射点)
ra_o= 39.5989 dec_o = 13.9182
と比較的近い結果になっています。

これに対し、後半の 朝霞高校 - Tokyo_G6 間の自動計算結果は 例えば
ra_o= 46.1302 dec_o = 17.1454
となり、これは誤差範囲を遥かに超えて離れています。
これは曲がっていることの証拠でしょうか。
とりあえずは区間別に分析する必要がありそうですが、
将来的にはフレーム毎の地心座標を求めて3次元空間にプロットするツールが欲しくなりますね。
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登録日: 2004.08.07
記事: 12653
所在地: 139.67E 35.65N

記事日時: Mon Apr 10, 2006 11:47 am    記事の件名: 600km 引用付きで返信

藤沢のyasu9999さんのデータを入れて概要をまとめておきます。
藤沢データは藤沢駅の緯度経度を使っています。
全体として各種原因でばらつきが多いので、8観測28通りの組み合わせの中から比較的よくまとまった13通りを集めました。
交差角の問題、位置精度の問題、直線仮定の問題など悪条件が揃っているので、概算レベルです。
ビデオ観測では以下の図の両側にさらに1秒以上継続してことは確実なので、全長は600kmを越えることになります。
尚、この図の作成中、UFOOrbitで後半の経路から修正輻射点を求めようとすると計算が破綻していることがわかりました。
原因を調べた所、天頂引力補正をすると、輻射点方向と経路終点方向がなす角度が180度を越え Shocked Exclamation 内積計算を基にする自動判定では
始点と終点の判定を間違えてしまうことが原因でした。こんなことは全く想定外でした。



U20060329GM3.png
 説明:
各観測点の位置関係と全体の概要です。
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U20060329GM3.png


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司馬 康生
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記事日時: Mon Apr 10, 2006 8:08 pm    記事の件名: 経路の直線性 引用付きで返信

継続時間が30秒、地面にほぼ平行の飛行経路として、重力による落下高さは、
Δh〜(1/2)gt^2
から、9km弱でしょう。
全経路を直線と近似するにはちょっと大きい印象です。
輻射点位置に与える誤差は1〜2°程度といった桁になりそうです。
しかし特殊事例なので、プログラムに反映させずに、
継続時間が異例に長い(10秒以上くらいか?)火球に対してだけ対症療法的に考慮するといった対応でいかがでしょう。
この火球では幸い(?)観測が経路前半と後半できれいに分かれているので、それぞれ分けて扱えば、観測誤差程度以下に収まりそうに思います(計算していないので直感レベルです)。
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