SonotaCo.JP

[上田昌良]

こちら（大阪府）、曇天で春雷の稲光の空が、２２時ごろから晴れてきましたら、
スプライトが２個うつりました。
２００６年４月１１日２２：０６：５７　（静止画を掲載）
。。。。。。。。。。。。２２：１２：２５

視野は北から東へ５９°、高度４４°に向けています。

[SonotaCo]

見せて下さって、ありがとうございます。 噴気の見えるキャロットスプライトの集合体のようですね。
今回の低気圧は速度が遅かったですね。大阪は11日22時に晴れたようですが、東京は12日午前中いっぱい降りそうです。
春は、落雷を伴う低気圧の通過直後は、かなり高い確率でスプライトが観測可能なようですね。

「一雨ごとに春が来る」とか「一陽来復」といいますが、この語源は「地雷復」という易経の卦の1つだと思うのですが、
その卦は「雷の後は暖かくなるという」ことを喩えとして、「酷いことがあっても、7日もすれば良くなるさ」という
象徴的な意味になっているかと思います。
日本ではこの卦は「春雷」にぴったりですが、古代中国でも季節は違うようですがそんな状況があったのだと思います。
きっと、スプライトも発生していただろうと思うとちょっと面白いです