SonotaCo.JP

[上田昌良]

Ariさんが撮影されました2010年8月25日3:01:40JSTの長経路流星は、他の2地点でも撮影されており、計算結果から、実経路が93kmもある散在流星であることがわかりました。
今回のは、アースグレイジング流星ではないようです。

4月10日の北陸上空に出現しましたアースグレイジング流星はまとめるにあたりまして、過去に発表されました論文を参考にしようとしています。しかし、それは英語論文ですので、四苦八苦、1990.10.13のチェコスロバキアのアースグレイジング流星を論文にするのにプロの研究者で1年かかっているのですから、それぐらいの月日を要するのでしょう。

[Ａｒ！]

　正直なところ、どれくらいの流星を「長経路」と称して差し支えないのか、よく分からないのですが 、
火球と呼ぶほど明るくはないものの、継続時間が長く、視野をほぼ横断するほどの長さだったので、
「長経路」として『ＣＳＶハブ』に書き込ませていただきました。
　何か、定義のようなものはありますか？

[上田昌良]

Ar!さん、画像見せていただきました。
長経路流星の定義はありませんが、定義をするなら飛行距離が＊＊ｋｍ以上とかで定義をすることになるでしょう。これには1地点の観測ではだめで、2地点以上での同時流星から軌道計算をし、飛行距離(実経路)を算出できた流星から長経路かどうかの判定をすることになります。

広角レンズの視野を横切るような長い流星は数が少ないですから写れば、投稿して、皆さんにお知らせしていただくのがよいと思います。速報がインターネットの強みでもありますし、

[SonotaCo]

Tokyo1では2つのカメラにまたがりました。透明度の悪い空で動画では北極星も定かでない位です。
長経路の定義はありませが、実経路が100km程度あれば、もちろん長い方だと思います。
映りと実経路の長さの関係はすこし複雑で、もちろんカメラの焦点距離によりますが、
今回のウチのような映りは、仰角が高めで比較的近く、つまり実経路はさぼと長経路ではないということだと思います。

[Nakai]

[quote="上田昌良"]Ariさんが撮影されました2010年8月25日3:01:40JSTの長経路流星は、他の2地点でも撮影されており、計算結果から、実経路が93kmもある散在流星であることがわかりました。
今回のは、アースグレイジング流星ではないようです。

ST4からの画像です。