ITO
登録日: 2004.08.09 記事: 1305 所在地: 東京都杉並区浜田山
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日時: Sun Mar 14, 2021 10:05 pm 記事の件名: 2021. 3. 13 - 14 宮城・岩手県沖の太平洋上でスプライト 5イベント |
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2021. 3. 13 - 14 宮城・岩手県沖の太平洋上でスプライト 5イベント
2021. 3. 13 本州の南岸を低気圧が発達しながら通過し、関東地方は大荒れの天気となりました。特に関東南部は3月には珍しい程の雷雨となり、昼過ぎから夕刻までの長時間に渡って雷鳴が轟きました。桜も開花したし、春の訪れを告げる春雷でした。
その後低気圧は東北の沖合に離れましたが、そこから伸びる前線上で雷が継続し、夜には関東地方〜東北南部の沖合で雷が頻発しました。そんな中スプライト5イベントが観測されました。
スプライト発生時刻: 22:13:15 22:57:20 23:02:49 23:29:34 01:47:46
スプライト発生場所(推定): 宮城県〜岩手県沖の太平洋上空
キャプチャー機材: DC-GH5s 改造カメラ(2枚あるローパスフィルターのうち1枚を除去)+ Nokton25mmF0.95
DC-GH5s 無改造カメラ + Nokton42.5mmF0.95
今回は改造カメラには Nokton25mm を、無改造カメラには Nokton42.5mm のレンズを取り付けました。スプライトの発生場所が約 440km 以上遠方だった事もあり、無改造カメラでは1イベントのみのキャプチャーでした。
2020 - 2021 年の冬季スプライトシーズンはほぼ終了でしょう。近年の傾向と同様に今シーズンも日本海沿岸の雪雲による雷の発生は減少し、それに伴うスプライトの観測も減少しました。ちょっと寂しいですね。
ITO
説明: |
2021.3. 13 22:57:20 宮城県沖の太平洋上空で観測されたスプライト
Panasonic DC-GH5s(改造品)+ Nokton25mmF0.95 でキャプチャー(ISO 25,600 SS 1/60sec. F2.0)
キャロット型スプライト(?)で、真冬に多いカラム型は減りました。観測地点より 443km 遠方のためかなり小さく写っています。 |
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2021.3. 13 23:02:49 宮城県沖の太平洋上空で観測されたスプライト
Panasonic DC-GH5s(改造品)+ Nokton25mmF0.95 でキャプチャー(ISO 25,600 SS 1/60sec. F2.0) |
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2021.3. 14 01:47:46 岩手県沖の太平洋上空で観測されたスプライト
Panasonic DC-GH5s(無改造品)+ Nokton42.5mmF0.95 でキャプチャー(ISO 25,600 SS 1/60sec. F1.4)
無改造カメラではこの1イベントのみのキャプチャーでした。かなり淡いスプライトですがトリガーが掛かりました。 |
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スプライトの発生場所(推定)
UFO AnalzyerV2 が出力した位置情報を地図上にプロットしました。 |
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