前のトピックを表示 :: 次のトピックを表示 |
投稿者 |
メッセージ |
ITO
登録日: 2004.08.09 記事: 1305 所在地: 東京都杉並区浜田山
|
日時: Sun Feb 27, 2022 9:01 pm 記事の件名: 2022. 2. 26 - 27 能登半島〜新潟県北方の日本海上空でスプライト 3イベント |
|
|
2022. 2. 26 - 27 能登半島〜新潟県北方の日本海上空でスプライト 3イベント
2022. 2. 26 日本海を前線を伴った低気圧が東進し、日付が 2/27 に変わる頃に東北地方北部に接近しました。低気圧後方の寒冷前線に近い能登半島〜新潟県沖の日本海では雷が発生し、スプライト3イベントが観測されました。
スプライト発生時刻 : 03:35:10 04:42:39 05:07:42
スプライト発生場所 : 能登半島西方沖〜新潟県佐渡島北方の日本海上空
低気圧に付随する寒冷前線による雷・スプライトでした。雷は比較的多く発生しましたが、透明度が悪く(地平線付近では恒星が見えない)、かつ遠方だったため3イベントのみのキャプチャーでした。
気圧配置も透明度もすっかり春の様相です。
Panasonic からマイクロフォーサーズの新しいカメラ DC-GH6 が発表になりました。3/25 発売との事。
DC-GH5 からの発展型で、最大の改良点は 5.7K /60fps の動画が収録出来る事。また HDMI 端子からは 4K/120fps が出力されるそうです(仕様書)。
しかしながら DC-GH5 系は動画よりも静止画指向のカメラ。そのため(GH5s よりも)高感度性能がやや劣り、動画撮影時の ISO も最大 12800 と星空の観測には力不足でした。
この流れを引き継ぐ GH6 も ISO は Max 12800 と変更なし。4K 120fps でのキャプチャーにはシャッター速度 1/120 が必要なので、さらに高感度になったとしても星空撮影には厳しい事が予測されます。
もしかしたら発売されるかもしれない DC-GH6s (GH5s の発展系)を待つ事にして GH6 は予約しない事にしました。
DC-GH6 の詳細
https://panasonic.jp/dc/products/g_series/gh6/overview.html
ITO
説明: |
2022.02.27 04:43:29 能登半島西方沖の日本海上空で発生したスプライト
Panasonic DC-GH5s(ローパスフィルター2枚除去)+ 長波長カットフィルター Cut-off 710nm + Nokton25mmF0.95
カラム型スプライトの集合。 当方から約 420km 遠方でした。 |
|
ファイルサイズ: |
108.44 KB |
閲覧数: |
1929 回 |
|
説明: |
2022.02.27 05:07:42 能登半島北北東の日本海上空で発生したスプライト(再掲載)
Panasonic DC-GH5s(ローパスフィルター2枚除去)+ 長波長カットフィルター Cut-off 710nm + Nokton25mmF0.95
間違ってダンシング・スプライトの前半のみを掲載していましたので全景の静止画と置き換えました。すみません... |
|
ファイルサイズ: |
76.76 KB |
閲覧数: |
1855 回 |
|
説明: |
スプライトの発生場所(推定)
UFO AnalyzerV2 が出力した位置情報を地図上にプロットしました。 |
|
ファイルサイズ: |
69.16 KB |
閲覧数: |
1855 回 |
|
説明: |
2022.02.27 05:07:42 能登半島北北東の日本海上空で発生したスプライト 動画(mp4)
ダンシング・スプライトの動画です。前半はノーマル速度、後半は10倍スローモーションです。 |
|
ダウンロード |
ファイル名: |
050742_N&Slow.mp4 |
ファイルサイズ: |
44.55 MB |
ダウンロード回数: |
118 回 |
最終編集者 ITO [ Tue Mar 01, 2022 8:52 pm ], 編集回数 2 回 |
|
トップに戻る |
|
|
MAOMAO
登録日: 2018.01.15 記事: 58 所在地: 青山学院大学相模原キャンパス
|
日時: Tue Mar 01, 2022 10:00 am 記事の件名: |
|
|
青学から同じスプライトが観測されました。
20220227_050742_01
説明: |
|
ファイルサイズ: |
900.05 KB |
閲覧数: |
1876 回 |
|
説明: |
|
ダウンロード |
ファイル名: |
M20220227_050742_KN3_01_clicks.csv |
ファイルサイズ: |
1.17 KB |
ダウンロード回数: |
67 回 |
|
|
トップに戻る |
|
|
ITO
登録日: 2004.08.09 記事: 1305 所在地: 東京都杉並区浜田山
|
日時: Wed Mar 02, 2022 9:33 pm 記事の件名: 2022. 2. 27 05:)7:42 佐渡島北方の日本海上空でのスプライト 位置・高度測定 |
|
|
2022. 2. 27 05:)7:42 佐渡島北方の日本海上空でのスプライト 位置・高度測定
MAOMAO さんの clicks.csv と当方のデータで 05:07:42 スプライトの発生位置と高度を Sprite Analzyer を使って計算してみました。
このスプライトは「ダンシング・スプライト」で、大きく分けて3つのグループのスプライトが連続して発生しました(上の動画を見て下さい)。
最初のスプライト(左端から集団で発生したもの)の上端高度は 75 - 81km でしたが、2番目の(中央の上部が大きく広がっている)スプライトでは上端高度 88 - 95km となり、かなり異なっています。
スプライトのボンヤリした上部構造は上向きのストリーマーによって形成されたものとされていますが、通常よりもかなり高い高度まで上向きのストリーマーが到達したのでしょう。
何故(通常のスプライトとは違って)高層まで到達したのか?不思議ですね。
ITO
PS, MAOMAO さん、データのご提供をありがとうございました。
説明: |
2022. 2. 27 05:07:42 スプライトの Sprite Analyzer による位置、高度の計算結果(1)
赤枠内がスプライトの上端高度です。 |
|
ファイルサイズ: |
129.01 KB |
閲覧数: |
1816 回 |
|
説明: |
2022. 2. 27 05:07:42 スプライトの Sprite Analyzer による位置、高度の計算結果(2)
TK2 からのスプライトとクリップポイント。
このスプライトは3つのグループからなるダンシング・スプライトでしたが、最初に出現したグループの上端高度は 75 - 81kmg だったのに対し、2番目のスプライト(中央)の上端高度は 88 - 95km とかなり高いものでした。 |
|
ファイルサイズ: |
60.68 KB |
閲覧数: |
1816 回 |
|
説明: |
|
ダウンロード |
ファイル名: |
M20220227_050742_TK2_C5_clicks.csv |
ファイルサイズ: |
1.21 KB |
ダウンロード回数: |
70 回 |
|
|
トップに戻る |
|
|
MAOMAO
登録日: 2018.01.15 記事: 58 所在地: 青山学院大学相模原キャンパス
|
日時: Sat Mar 05, 2022 12:33 pm 記事の件名: |
|
|
青学から同じスプライトが観測されました。
20220227_050742_01
説明: |
|
ファイルサイズ: |
900.05 KB |
閲覧数: |
1748 回 |
|
説明: |
|
ダウンロード |
ファイル名: |
M20220227_050742_KN3_01_clicks.csv |
ファイルサイズ: |
1.17 KB |
ダウンロード回数: |
67 回 |
|
|
トップに戻る |
|
|
hkawa
登録日: 2014.02.21 記事: 1784 所在地: Ina, Nagano
|
日時: Thu Mar 10, 2022 7:26 am 記事の件名: |
|
|
Nagano5で044239のみ、ごく薄く写っていました。推定位置を示します。FHDカメラは全く反応していませんでした。残念。
説明: |
|
ファイルサイズ: |
140.15 KB |
閲覧数: |
1649 回 |
|
|
|
トップに戻る |
|
|
ITO
登録日: 2004.08.09 記事: 1305 所在地: 東京都杉並区浜田山
|
日時: Sat Mar 12, 2022 7:48 pm 記事の件名: 04:42:39 スプライトのクリップポイント , clicks.csv |
|
|
hkawa さん、今晩は!
04:42:39 のスプライトの TK2 からの clicks.csv を掲載します。
「ごく薄く」とありますので難しいかも?ですが、もしそちらの clicks.csv が取得出来たら掲載していただけますか?
ITO
説明: |
|
ファイルサイズ: |
59.22 KB |
閲覧数: |
1592 回 |
|
説明: |
|
ダウンロード |
ファイル名: |
M20220227_044239_TK2_C4_clicks.csv |
ファイルサイズ: |
851 Bytes |
ダウンロード回数: |
64 回 |
|
|
トップに戻る |
|
|
hkawa
登録日: 2014.02.21 記事: 1784 所在地: Ina, Nagano
|
日時: Sat Mar 12, 2022 9:52 pm 記事の件名: |
|
|
ITOさんこんばんは。
一応クリックしてみました。
もとのPeakholdと拡大したクリック位置です。
ほとんど「心眼」で読み取ったものです。
NN5観測位置では交差角もあまりなく、その点でも有効性は少ないかもしれませんが。
よろしくお願いします。FHDカメラでトリガがかからなかったのが残念です。
説明: |
|
ファイルサイズ: |
41.57 KB |
閲覧数: |
1578 回 |
|
説明: |
|
ファイルサイズ: |
21.36 KB |
閲覧数: |
1578 回 |
|
説明: |
|
ダウンロード |
ファイル名: |
M20220227_044239_NN5_T1_clicks.csv |
ファイルサイズ: |
849 Bytes |
ダウンロード回数: |
73 回 |
|
|
トップに戻る |
|
|
ITO
登録日: 2004.08.09 記事: 1305 所在地: 東京都杉並区浜田山
|
日時: Sun Mar 13, 2022 9:34 pm 記事の件名: スプライト 04:42:39 三角測量法による位置・高度測定結果 |
|
|
スプライト 04:42:39 三角測量法による位置・高度測定結果
hkawa さんと TK2 のデータで Sprite Analyzer による三角測量法によるスプライトの位置・高度を計算してみました。
最初はなかなか精度のある(スプライト上端の高さが大体 80 - 90km に入る)データが得られなかったのですが、6つあつスプライト・エレメントの中から比較的明るいエレメント3本を選んで試行錯誤したところうまく行きました。
選んだスプライトの対応は:
hkawa +3 = ito +1
hkawa +2 = ito +2
hkawa +5 = ito +4
スプライトの上端高度: hkawa さんのエレメント+2 の上端高度が 68km とやや低い数値でしたが、その他は 76 - 81km と通常の高度でした。
スプライトの発生位置: 三角測量法によるスプライトの位置と、hkawa さん単独測定の発生位置(エレメント+3の位置で測定?)、 ITO 単独での発生位置(+3を測定)を地図上にプロットしてみました。
両者とも三角測量法による「エレメント+3」(中央)とほぼ同一線上に並びました。hkawa さんは上端高度 80km 設定のためやや近くに、当方は 90km 設定なので遠方に表示されています。
hkawa さん、データのご提供をありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。
ITO
説明: |
スプライト 04:42:39
Sprite Analyzer による三角測量法による結果 |
|
ファイルサイズ: |
102.53 KB |
閲覧数: |
1540 回 |
|
説明: |
三角測量法によるスプライトの位置、及び hkawa さん、ITO 単独によるスプライトの位置 |
|
ファイルサイズ: |
28.93 KB |
閲覧数: |
1540 回 |
|
|
|
トップに戻る |
|
|
|