T.Nakamori
登録日: 2023.12.16 記事: 4 所在地: 北海道 札幌市
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日時: Tue Dec 19, 2023 9:26 pm 記事の件名: 継続時間が長い永続痕について |
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初めて投稿します。先日、ふたご座流星群の極大日に散在流星の永続痕を撮影しました。記録された継続時間が72分と長かったのでご報告します。
撮影条件は、場所:北海道帯広市拓成町、日時:2023年12月14?15日21時?4時、ガイド撮影・2分間露出を連続、機材:GFX50s+23mmF4/ISO2500。流星の出現時刻は12月15日1時13分?15分、最後に痕を確認したのは2時25分?27分でした。
痕の出発点の概略位置は08h09m +31°01’、同消失点の位置は03h30m、+46°33’で、角距離は約55°でした。家に戻って、明るい流星が写っていないかな、とJPEG(RAWでも撮影)をパラパラと見たときに「妙な雲」が写っているな、というのが最初の印象でした。雲を辿ると流星が流れていましたが、暗い。画像からは2等級以下に見えました。動画を添付します。長い痕の中央付近から北西方向に移動を始めた「丸い痕」は、まるでイルカの気泡バルブのようで印象的です。
お聞きできればと思っていることは、?暗い流星でも継続時間が長い永続痕が残ることは稀ではない?、?これまでに観測された最長の永続痕の継続時間について、以上です。よろしくお願いいたします。 |
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