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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Tue Dec 29, 2009 5:00 pm 記事の件名: Re: UFOOrbitV2 V2.23 |
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上田昌良 wrote: | こちらでは添付のようになっています。 |
詳細ありがとうございました ほぼ再現できました > 上田さん
やはり原因はdt が 4秒と大きめに設定されているので、022316 から 022322までに発生した 4つの流星を 1つとみなして計算してしまったために、経路も等級もありえない結果となったいたようです。
他の例も極大日周りが殆どなので、おそらく同一の原因と思います。
私の方にNagano1のデータがその日の分だけなかった( たぶんダウンロードし忘れ? ) のが再現にてまどった原因のようです。
この時刻の6秒間には最初の図のように なんと 4つの流星 が発生していたようです。
これを上田さんの条件で分析すると、4つが1つとみなされてしまい、、2番目の図のように とんでもない結果になってしまいます。
推奨条件でやると3番目の図のように 3つの流星に分離され(残る1流星は精度不良として除去) 綺麗に分析できました。
このように、同一流星の観測を判別することは流星群の極大日などではとても難しい作業です。このためには dt で絞るのが最も確実で、その意味では各観測点の時刻精度が保持されていることが必要です。
公開データセットの作成時もこの問題に悩み、推奨条件はこのような間違いができるだけ少なくなるように設定したものです。それでもこのような同一流星判定ミスが幾つかあることが分かっており、それは論文でも注意書きした所でした。
経験的には、同時観測数が極端に多い結果( たとえば UNIFIED 12以上) については個別に見ていくことが良いと思っています。
絶対等級に変な値がでないようにすることはできるのですが、誤判定を発見しやすいので当面プログラムはそのままとしたいと思います。
説明: |
この6秒間に発生した4つの流星
(dt=2, Q0) |
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説明: |
上田さんの条件だと なんと全体を1つと見なしてしまいます |
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19769 回 |
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説明: |
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54.68 KB |
閲覧数: |
19769 回 |
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Fri Jan 15, 2010 11:47 am 記事の件名: UO2 V2.24 |
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以下を改良した UFOOrbitV2 V2.24 をリリースしました。
今回の改版は 2010/01/13 に発生した 観測速度が脱出速度を下回る流星に対応するもので゛、変更点は以下の1点のみで、 同流星でTK6の R90形式のCSVを作成した場合など、異常低速流星対応以外では改版は不要です。
・観測速度Voが脱出速度下回る場合でもQualityシート上で指定できるVioを使用して Vo + Vio が脱出速度を上回る場合は 軌道計算できるようにした。
Vio (大気減速量 km/s) はすべての計算に共通して使用されているので、通常はこれまでどおり0.0で使用してください。
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前田
登録日: 2004.09.01 記事: 2759 所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)
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日時: Fri Jan 22, 2010 12:41 am 記事の件名: ログファイル |
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宮崎の前田です。
SonotaCoさんへ、UFOOrbitのフォルダ(V221)を見ていたら
UO2_TimeError1.CSV
というファイルができていて、面白そうな情報が入っていたのですが、
見方が分かりません。マニュアルには載っていないようですので、解説お願いします。
どんな条件で作製されたのかもよく分かりません。
よろしくお願いします。
説明: |
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ダウンロード |
ファイル名: |
UO2_TimeError.CSV |
ファイルサイズ: |
13.22 KB |
ダウンロード回数: |
647 回 |
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Fri Jan 22, 2010 9:26 am 記事の件名: Re: ログファイル |
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前田 wrote: | 宮崎の前田です。
SonotaCoさんへ、UFOOrbitのフォルダ(V221)を見ていたら
UO2_TimeError1.CSV
というファイルができていて、面白そうな情報が入っていたのですが、
見方が分かりません。マニュアルには載っていないようですので、解説お願いします。
どんな条件で作製されたのかもよく分かりません。
よろしくお願いします。 |
おっと、TimeError.csv ですか.... えーと、
これは 同一流星と判定されたのレコードのその最も早い記録時刻との差をカメラID単位で日毎に平均した値(秒)です。
もともとは時刻管理が止まっているカメラの発見のための参考になればと log, unify-time モードの時のみに出力するようにしたものですが、
以下の問題があるので、必ずしも有用な値ではありません。参考程度にしてください。
1. そもそも、どのカメラの時計が正確かわかっていない
2. 各カメラは流星経路の一部を捉えた可能性がある(後方のみを捉えたカメラは当然時刻が遅い)
3. この集計方法だと時刻が進んでいる方向に狂っているカメラは誤差が小さくなる
本来なら、どのカメラが経路のどの部分を捉えたものかを地上経路から判定して、
流星が同一地点にあった時の時刻を求め、平均を出して、それから各カメラの誤差を算出すべきかなと思っています。
そうすれば、各カメラの時刻補正まですることができます。
ま、もともと時刻管理が正確なら不必要なことですが、多点同時観測における改良可能な課題の1つですね。
添付csv は csvハブ に上がっている全カメラの今月の値です。
概ね1秒前後のものが多く、まずまずと思っていますが、やや値の大きいサイトもあります。
作った後は殆どチェックしていませんでしたが、時々チェックするとよさそうですね。
説明: |
2010 1/1-20の CSVハブからのTimeError |
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ダウンロード |
ファイル名: |
UO2_TimeError.CSV |
ファイルサイズ: |
4.78 KB |
ダウンロード回数: |
662 回 |
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H.Yamakawa
登録日: 2005.11.01 記事: 3560 所在地: 石川県かほく市 IS2 (TK4は停止)
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日時: Fri Jan 22, 2010 8:00 pm 記事の件名: Re: ログファイル |
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SonotaCo wrote: | 概ね1秒前後のものが多く、まずまずと思っていますが、やや値の大きいサイトもあります。
作った後は殆どチェックしていませんでしたが、時々チェックするとよさそうですね。 |
ごめんなさい。 「(≧ロ≦) アイターッ
Ishikawa2の時間ずれは酷いです。 4.3秒もですかぁ ・・・遠い目
OS(WindowsXP)の日付と時刻のプロパティを確認したら 下のような状態でした。
で、これがうちにあるパソコン全部で同じように起こってます。
どうもパソコンに問題があるのではなくて、NTPサーバへの接続が不安定みたい
原因が思いつかないので、どのように対処するかは これからです (困った)
どうもNICTサーバの途中で刎ねられてるんですね。
-------------------------追記
Quote: | これは 同一流星と判定されたのレコードのその最も早い記録時刻との差をカメラID単位で日毎に平均した値(秒)です。 |
この件ですが、バージョンアップしているうちに変更されているのではないでしょうか?
Ishikawa2の時計は進む方向で狂ってました。このため IS2が最も早い観測者になってしまったので 時刻差は0になってしまい エラーに見えないことになります。
が、しっかり異常データとしてあがっていることから、どこかの改版時点で正しい観測時間を仮定して その時間との差を表すように修正かけていないでしょうか? そういう気がします。
あと、差を平均するときに 数値が2倍になっているような気がします。
1/20のIS2_SEの誤差平均は4.3秒ですが データでは2秒ぐらいに見えるので(ざっと見て1.68から2.33の間 平均すると1.9ぐらい)
PS. 時刻補正をしたデータへの差し替えは必要でしょうか?
差し替えたほうがベータだと思いますが UFOOrbitV2自体の内部処理で時刻補正をしているような気がするので、他の観測者の方の手を煩わすわりに効果が薄いんじゃないかと思った次第。3秒狂うと問答無用で差し替えるんですが…
説明: |
トレースルート結果 : NICTサーバ途中で止まってるみたい |
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ファイルサイズ: |
121.14 KB |
閲覧数: |
19589 回 |
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説明: |
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ファイルサイズ: |
64.73 KB |
閲覧数: |
19589 回 |
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説明: |
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ダウンロード |
ファイル名: |
UO2_TimeError_2009.xls |
ファイルサイズ: |
568.5 KB |
ダウンロード回数: |
579 回 |
最終編集者 H.Yamakawa [ Sat Jan 23, 2010 5:35 pm ], 編集回数 4 回 |
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前田
登録日: 2004.09.01 記事: 2759 所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)
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日時: Fri Jan 22, 2010 11:00 pm 記事の件名: 解説どうもです。 |
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前田です。
SonotaCoさん、ありがとうございます。何との差を取っているかが分からなかったのですが、
一番時刻が進んでいるカメラだったんですね。
私も時刻の調整の時な同じようなことを手作業でやっています。手間が大変ですが、
時間差のバランスを見ながらするので、割と1秒以内ぐらいに合わせられます。
同時が無い日も内挿できるので、補正をかけています。
このログを見ると、調整をしたつもりでも未だずれているかもしれないのが分かり、
それなりに、参考になりそうです。
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Sun Feb 28, 2010 8:35 pm 記事の件名: UFOOrbitV2 V2.25リリース |
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以下を修正した UFOOrbitV2 V2.25 をリリースしました。
結果は殆ど変化しないので、V2.24 からの更新の必要はありません。
-- 観測流星数のカウント用に実行ディレクトリに UO2_ID_count.csvを出力するようにした
-- 方位仰角の算出論理を変更した (出力における影響はev1r等直接方位仰角に関するものを除き殆ど差が出ません)
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前田
登録日: 2004.09.01 記事: 2759 所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)
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日時: Sat Jun 26, 2010 11:26 am 記事の件名: dt<による判定について |
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宮崎の前田です。
SonotaCoさんへ
UFOOrbitV2は、使い込まれていて、おかしいところはもうないと思っていたのですが、
些細な点で、奇妙な結果を示したので、報告しておきます。
添付のファイルセット(1月16日分)をUFOOrbitV225にかけると、Qualityのdt<を10としても、
結果にdtが18秒の流星が残ってしまいます。5にすると消えます。
条件はQ0で、operation modeはpairです。
大したことではないので、時間があるときに調べてみてください。
説明: |
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ダウンロード |
ファイル名: |
M20100116_19_001_MZ1_NW.zip |
ファイルサイズ: |
8.21 KB |
ダウンロード回数: |
751 回 |
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Sun Jun 27, 2010 10:15 am 記事の件名: Re: dt<による判定について |
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前田 wrote: | 添付のファイルセット(1月16日分)をUFOOrbitV225にかけると、Qualityのdt<を10としても、 |
不思議なので、ソースを眺めたところ、UA2で設定されている各カメラの時刻誤差 tme が加味されていて、両観測点の tme と dt を加えたものを 閾値 としていました。
うーん 、一長一短ですが、このままにしようと思います
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前田
登録日: 2004.09.01 記事: 2759 所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)
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日時: Wed Jun 30, 2010 8:05 am 記事の件名: わかりました。 |
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前田です。
tmeでしたか。
時刻の修正をしているので dtあたりが原因かなと思っていました。
特にこのままでも問題ないと思います。
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Thu Aug 16, 2012 9:15 am 記事の件名: UO2 V2.27 |
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久々、UFOOrbitV2を改版しました。
変更点は以下です。
- 2012年7月の閏秒挿入を反映したUFOx_LSec.csv を同梱した。
- 東経と西経が混在する地域(UKおよび日付変更線上など)で地上経路が描画できないケースがあった。
- 地上経路がcenterボタン押下後左右に動かなくなってしまうことがあった。
http://sonotaco.com/soft/index.html#ufoo
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Wed Jan 09, 2013 1:10 pm 記事の件名: UO2 V2.28 |
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以下を改良したUFOOrbitV2 V2.28 をリリースしました。
1) Windows8 日本語版でQualityシートの下部が見えなくなっていた。
2)一部のPCのグラフィックアダプタ(GetPixelをサポートしていないもの)で 画面のセーブが不完全になる問題点を解決し、画面セーブを高速化した。
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Sun Feb 10, 2013 10:03 am 記事の件名: UO2 V2.29 |
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地球の半径の近似式に誤りがあり 最大45m誤差が大きかった問題を修正し、V2.29 としました。
海外向け INF2MCSV も同じ点を修正し、V0.07 としました。
海外からミスの指摘を受けてしまいました
流星観測では影響の無い誤差かと思いますが、修正しました。
UA2, SA2 も近日中に改版します
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Tue Mar 19, 2013 8:21 pm 記事の件名: UO2 V2.30 リリース |
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海外から最近のUO2で R90フォーマットの読み込みができなくなっているとの指摘があり、この問題を修正した V2.30 をリリースしました。
原因不明ですが、一時的に修正した部分が残ってしまっていたようです。
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Wed Feb 26, 2014 11:08 am 記事の件名: UO2 V2.31 リリース |
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UFOOrbitV2 V3.21 をリリースしました。
変更内容は以下です
- 閏秒ファイルを2014/7/1までの値に更新した
- R90(ローカル時刻を PCに設定されているタイムゾーンを用いるもの) に加えて システムのタイムソーンを無視してレコードに書かれている Tz (時)を使用する R91フォーマットを追加した(ver の識別しを "R91" とするだけで、他はR90と同じ)。
最新版の閏秒ファイルは以下ですので、R90に関係ない方は これだけ置き換えればOKです。
http://sonotaco.com/soft/download/UFOx_LSec.csv
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2016/6/16 V2.31 のR91 の処理に不十分な点があり、 夏時間を使用する地域のパソコンで TZの指定が0でも これが1時間ずれてしまうことがある問題を解決しました。
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