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ts007
登録日: 2004.08.09 記事: 5072 所在地: 埼玉県川越市
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日時: Tue Dec 17, 2019 10:14 pm 記事の件名: ふたご群のFHDのカラースペクトル |
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ふたご群のFHDの明るめのカラースペクトルです。Mgがやや多めのノーマルタイプとMgがほとんどのが半分半分のようでした。また、統計は、とっていませんが。
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前田
登録日: 2004.09.01 記事: 2759 所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)
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日時: Tue Dec 17, 2019 11:52 pm 記事の件名: |
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ts007さんへ
前田です。
50mmの高精細のスペクトルのアップありがとうございます。
ふたごが晴れるとよいスペクトルがたくさん取れますね。
グレーティングは何でしょうか。0次に較べて1次が暗いので、シートタイプのものでしょうか。最後の画像はカペラと思いますが、ほとんどスペクトルが写っていませんね。
感度の校正が難しそうです。
Mgがぎりぎり分解していないようですが、原画ではどうですか。
明るい流星はスペクトルも飽和しているので、そのままでは組成比は出せないと思います。解析に工夫が必要になります。
数が多いので、まずは目視で分類してみるとよいかと思います。
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ts007
登録日: 2004.08.09 記事: 5072 所在地: 埼玉県川越市
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日時: Wed Dec 18, 2019 8:55 pm 記事の件名: 色々と大変です。 |
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前田さん。レスありがとうございます。グレーティングは、前の通りシートタイプの500mmです。画像の調整が難しいです。観測初めにコントラストと明るさで調整しています。これをしないとISOのオートで時間がたつと画像が暗くなりすぎて暗い流星が検知できなくなり数が減りますので色々と調整しています。ある程度でやっています。少し上げ過ぎていると思います。カペラは、月の影響もあります。新月の時にまた、FHD用の感度補正を再度したいと思っています。今回は、太くなっていて分離していないようです。輝度では、飽和していませんが赤や青は、261で飽和していますね。飽和していないところで測定します。目視では、よく分かりませんのでソフトでしてみます。白黒では、酸素のラインもででいるのでO/Mgも出せるのでやってみます。
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前田
登録日: 2004.09.01 記事: 2759 所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)
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日時: Sat Dec 21, 2019 11:21 am 記事の件名: 飽和について |
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ts007さんへ
前田です。
カラーカメラの輝度はRGB値から計算から求めているので、RGBの一つでも飽和(255)しているものがあれが、輝度がたとえ小さな値でも、飽和しています。
261で飽和というのは、なんでしょうね、測定ソフトの仕様でしょうか。
観測途中で感度を調整するというのは、月の影響でバックの明るさが
変わるのが理由ですか??
私は、α7sの時は月が視野に入っても、ISO固定で観測していました。
GigEカメラでは、露出はオートにしています。
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ts007
登録日: 2004.08.09 記事: 5072 所在地: 埼玉県川越市
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日時: Sat Dec 21, 2019 11:56 am 記事の件名: 前田さんへ |
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前田さんへ。261とは、マカリでの値です。飽和のチェックは、カラーの時は、RGBで気を付けています。画像調整は、観測初めにしていますが雲が多いときは、途中で確認しているということで何回もしているわけではありません。最初はよく分からずいじりすぎましたが大体落ち着いてきましたので値を同じにするようにしているのですが、FHDの方は、キャプチャー側で何故か毎日初期値に戻っていますので変えています。設定がよく分からないので大変です。カラーも白黒もISOは、オートです。固定では、まだやったことがないです。とにかく、空の状態で変わるので大変です。
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前田
登録日: 2004.09.01 記事: 2759 所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)
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日時: Thu Jun 25, 2020 12:56 am 記事の件名: スペクトル観測復帰 |
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宮崎の前田です。
しばらく休んでいましたが、流星シーズンも始まるので、復帰します。
昨夜は、梅雨の晴れ間でよく晴れて、観測初日から、鉄流星が撮れました。
明るさは、別のカメラでの判定ですが、1.1等でした。
上から下へ流れています。黄道系の流星のような感じです。
少し暗めのスペクトルが撮れればよいと思い,50mm、85mmで観測しようと思っています。鉄流星の割合も増えることを期待しています。
以前と変えたのは,ピクチャープロファイルがOFFだったのをPP4にセットしました。
γが、ITU709です。S-LOG2のPP7も試してみたいです。
説明: |
SONY α7s + 50mmF1.4 +600本グレーティング, 4K30p
ISO32000, 1/30s
ピクセル等倍で切り出し
星のスペクトルは、木星と土星です。 |
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前田
登録日: 2004.09.01 記事: 2759 所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)
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日時: Thu Jul 23, 2020 10:16 pm 記事の件名: 3本の短痕の残る流星スペクトル |
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前田です。
この流星の静止画は、もう一つのボードに載せましたが、
こちらには、スペクトルの話題として載せます。
静止画ではわかりませんでしたが、この流星は短痕が顕著で普通の酸素禁制線以外に
MgとNaも短痕を残します。光度は-1.3等判定でそれほど明るいものではありません。
この光学系を使うのは初めてで、実は珍しくないのかもしれませんが、、、
説明: |
2020.7.24 追記
静止画がないと、どのスペクトルだったかわかりにくいんで加えました。
30%縮小画像
300VIS のグレーティングは新品なので、0次が暗くて星が少ないです。
回折効率が高いので、この明るさでMgが飽和しています。 |
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説明: |
SONY α7s+85mmF1.2 with 300VIS grating
4K 30p PP4
1回目はノーマル、2回目はx0.25倍のスローモーション |
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ファイル名: |
M20200721_225835_JPMZ1_HN.mp4 |
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前田
登録日: 2004.09.01 記事: 2759 所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)
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日時: Wed Aug 12, 2020 2:40 pm 記事の件名: Per火球スペクトル |
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前田です。
暗い流星狙いの85mmレンズに、火球が飛び込んでくれました。
別カメラではー4.7等と判定されています。
薄雲があって、短痕がぼけています。
説明: |
α7s 85mmF1.2 絞りF2.0 4K30p
300本グレーティング
トリミング無しで33%縮小 |
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説明: |
720p , スローは x1/4で、win10のフォトで編集しました。 |
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ダウンロード |
ファイル名: |
M20200810_232303_JPMZ1_HN.mp4 |
ファイルサイズ: |
14.82 MB |
ダウンロード回数: |
225 回 |
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前田
登録日: 2004.09.01 記事: 2759 所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)
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日時: Sun Aug 30, 2020 12:29 pm 記事の件名: 50mm と85mmのスペクトルの比較 |
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前田です。
梅雨明けからδみずがめ、ペルセと続き、カメラのテストもできないまま本番に突入した感じでした。
50mm と85mmのスペクトルの比較がやっとできました。
流星は20200829_011841出現の散在流星 ワテックのカメラで、-0.2等と判定
同じ流星のスペクトルの比較を上げます。
ピクセル等倍で切り出して、50%縮小してあります。画像処理はなし。
ノーマルの流星では、85mmの方が約0.5等暗い流星まで写ります。
背景の星のスペクトルは、βCet(2.0等)。
ポイントは、グレーティング(Gr)が300本と600本で違うところで、300本はMgより0次が明らかに暗いですが、600本では、同じぐらいの明るさに写っています。
また、緑から赤の部分を見ると85mmの方がかなり明るく写っています。
これまで使っていた35mmレンズの時は、600本のGrを使っていて、流星の0次で流星の光度を決めていたのですが、300本では0次が暗いこと、85mmで視野が狭く比較星が少ない(通常10個i以下)こと、
視野が狭いので0次が写らない流星が増えたことなどから、どうもこれまでの方法では光度が決められなさそうです。
ちなみに、この画像では、0次像からの判定では、50mmで0.6等、85mmで1.1等となっています。
第2回スペクトル集会で発表したのですが、Grが同じなら、85mmと50mmではどちらも2等星にピークを持つ(=限界が2等ということ)スペクトルが得られ、流星数は、85mmが1.2倍得られるというかなり怪しい予想を立てました。
現在の所7月21日からの1ヶ月では50:85mm=150:91個と50mmの方がスペクトルは多く撮れています。これは、ペルセの光度関数が小さいので、視野の広さが広い効果が出ている感じがします。
(この期間の観測視野は違っています、また85mmは視野が明るすぎるので、F2で観測している期間あり)
85mmの方はさらに暗い流星を捕らえるために、FHDにして観測の予定です。
85mmレンズは30年以上前のFDレンズ、50mmは新しいシグマのレンズなので、収差がだいぶ違うのもよく分かってしまいます。
説明: |
ワテック6mmで捕らえたスペクトルが撮れた流星像 :-0.2等 |
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説明: |
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前田
登録日: 2004.09.01 記事: 2759 所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)
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前田
登録日: 2004.09.01 記事: 2759 所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)
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日時: Mon Oct 26, 2020 1:01 am 記事の件名: 4KとFHDの比較 |
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前田です。
4KとFHDのカメラを同じ方向を向けて観測してみました。
同じ流星での比較です。
ただし、レンズやグレーティングもちがうので直接的な比較はできませんが。
50mmの方は、標準的な仕様、
85mmの方は暗いスペクトルを撮るための仕様のつもりです。
実際に撮れたスペクトルの数は、47:66となり、85mmの方がレンズも明るく、分散も
小さいのでたくさん撮ることができました。
50mmの方は、0次の流星で光度が求まるのですが、85mmの方は、暗い流星は0次で
光度が求まりません。これは、スペクトルをよく見るとわかりますが、
50mmの方は、Mgのラインより0次の方が明るいのに対し、85mmでは、0次の方が暗いためです。これは、300本と600本のグレーティングの回折効率の違いによるためです。
実際はどのくらいの明るさの流星が撮れているのか現在調査中。
また、緑色に見えている酸素の禁制線(558nm)の写り方は、50mmの方が明るく写っています。これは、比較明で積算されてるためと思われます。
説明: |
コントラストを整えた後、ピクセル等倍で貼り付けて、40%に縮小
4K30pは1/30s、FHD60Pは1/60sで露出時間も違います。 |
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前田
登録日: 2004.09.01 記事: 2759 所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)
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日時: Tue Oct 27, 2020 11:02 pm 記事の件名: オリオン群スペクトル |
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前田です。 (2020.10.28追記)
オリオン群では、4台のカメラを同じ方向向けて観測しました。
2台はスペクトル、2台は光度測定用のモノクロです。
その中で、すべてのカメラに写ったオリオン群のスペクトルはここに載せた2個だけでした。
光量の違いでスペクトルの見た目もだいぶ変わりますね。
この画像は、回転と傾き補正で分散方向と流星の流れた方向を
直角に補正して、ピクセル等倍で切り出し、コントラストを上げて
スペクトルを見やすくして、その後、経路長と分散を縦横の比を変えて
50mmレンズの方にあわせたものです。
形をそろえて切り出して、アップするために40%に縮小してあります。
流星の光度は1:が6mmレンズ、12mmレンズのモノクロビデオで、
それぞれ-1.5等と-0.2等、2:は-0.3と+0.8等と判定されました。
50mmレンズの0次像からは、1:は-0.6等の判定でした。
6mmレンズが、ビデオ観測の標準的な焦点距離なので、その値が
ビデオで、よく言われている等級になると思います。
原画では、50mmではMgが分離して、85mmでは分離できていませんでした。
アップした画像を見ると、どちらも分離できていませんが。
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前田
登録日: 2004.09.01 記事: 2759 所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)
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日時: Thu Dec 17, 2020 11:22 pm 記事の件名: 2020年ふたご群スペクトル |
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前田です。
今年のふたごは、暗いスペクトルを撮ってNaとの関係を求めることをテーマに観測しました。
そのため2台の内1台は、85mmレンズを使いました。
視野が狭いので、スペクトルの数は広角レンズより少なく、また、全経路が写った流星はさらに少なくなってしまいました。
載せた画像は、85mmでふたご群で最大光度付近が撮れたスペクトルすべてです。
明るい順に左から右、上から下に並べてあります。
画像中の最初の4桁の数値は識別番号で、あまり意味はありません。
2つ目の数値は、同視野のモノクロSDカメラから求めた流星光度です。
*は、視野から外れて光度が決められなかったものです。
3つめの数値は、スペクトルの中のMgの輝線の光度(に近い値)ですが、
グレーティングの0次を基準にしているので、本来の明るさではなく
相対光度としてみてください。
この2つの光度を参考に、スペクトルのいわゆる写りをみて、光度の順番をつけて並べました。
これを見ると明るい群流星では、Mgに対してNaの割合が多く、0等より暗くなると
Naの輝線はMgよりかなり暗くなることが分かります。
右下の2枚はほとんどNaが見えていません。
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前田
登録日: 2004.09.01 記事: 2759 所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)
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日時: Tue Dec 22, 2020 10:36 pm 記事の件名: こぐま群 |
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前田です。
今年はこぐま群が活発なのか、スペクトルを得ることができました。
この群はこれまで3個ぐらいしか撮れておらずサンプルが少なかった群でした。
速度は33km/sですが、短痕(557nm)がうっすらと見えています。
同じ速度が34km/sのふたご群では、短痕が写ることは少ないです。
NaとMgのスペクトルの強度が、ほぼ同じノーマルタイプのスペクトルのようです。
説明: |
α7s 4K 30p 50mmF1.4 600本グレーティング
-0.3等
重なっている星のスペクトルはスピカ |
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4K画像から切り出し、50%に縮小
1.2等
上辺の星のスペクトルはスピカ |
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前田
登録日: 2004.09.01 記事: 2759 所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)
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日時: Sun May 02, 2021 10:19 am 記事の件名: 月に負けない流星 20210426_234358出現 他 |
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前田です。
下の動画の説明
月がもろに視野に入りましたが、透明度がよかったので、スペクトルが撮れました。
Na richのやや少ないタイプです。
4K30p をwin10のフォトで中解像度(’720p)で圧縮。
高解像度では、メモリが約2倍になったので諦めました。
フォトは、あまり使っていなかったのですが、Win7のムービーメーカの
方が圧縮率が高い気がして、(慣れているので)使いやすいですね。
説明: |
こちらは、鉄流星
ギリギリセーフ
よくある鉄流星の像ですが、改めて見ると、鉄流星は、月の視直径ぐらいの経路なんですね。 |
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182.42 KB |
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ファイル名: |
M20210426_234358_JPMZ1_HEP.mp4 |
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