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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12670 所在地: 139.67E 35.65N
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12670 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Fri Jul 17, 2020 6:54 am 記事の件名: |
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以下を変更し SonotaCo Network プレスリリース を更新しました。
V1.46 a1
#8名古屋空港情報カメラおよび #9四日市情報カメラの暫定分析結果を経路図に加え\た
流星経路部の流星部の経路拡大図を加えた
最初の落下地点予想図を加えた
https://sonotaco.jp/doc/SonotaCoV014.pdf
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kaicho
登録日: 2006.12.22 記事: 70 所在地: 東京都府中市
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日時: Sat Jul 18, 2020 1:32 am 記事の件名: |
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佐藤幹哉です。
星ナビ誌の原稿を作成中です。
(※上のアストロアーツさんのリリースは、私のものではありませんが、予告は入っていましたね)
連絡になってしまい、すみません。
磐田南高校さま、撮影された動画からの画像(静止画はこちらで作成します)を、誌面に使用させていただきたいのですが、いかがでしょうか。
もし可能ならば、以下までご連絡をお願いします。
佐藤幹哉
meteor@kaicho.net
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12670 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Wed Jul 22, 2020 1:44 pm 記事の件名: 再分析 |
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ようやく少し落ち着き、全体の再分析を進めているので、少し進捗を報告しておきます。
現在、将来に渡る再分析のために、動画や静止画など 生の観測情報の集約を行っており、
ニュースリリースに書いた観測者全員から元動画等の提供を頂きました。
全体として1つの媒体に格納し、将来への資料として残そうとしています。
今後、順次再分析してゆくつもりですが、まずは最初にKAGAYAさんが撮られた高解像度のカラー映像(略号TKx)の再分析を始めた所です。
このビデオは Shimodaさんが入手され、hkawaさんと共同で 手動測定されて、上田さんと司馬さんの分析に使用されたものです。
今回、hkawaさんが、UA2で分析可能となる動画変換方法を発見され、UA2で自動分析可能となりました。今後ともH264圧縮動画は変換すれば(もちろん圧縮による情報変化の問題は少しはありますが) UA2で分析可能だと思います。
で、TKxは
1) 比較星が十分ある今年の2月のクリップと現在のクリップの地上風景が1ピクセルもずれていない
2) 今回の火球が その発生から消滅まで 1本のビデオの中に連続して映っている
3) 1520x832という高解像度である
下の経路平面決定グラフによれば、各フレームの実位置が誤差数10mから100mほどで最初から最後まで直線に乗りました。こんなに精度の良い決定は久しぶりです。
ということで、高い精度で色々な測定ができることが分かりました。
とりあえず、今回の火球の正確な継続時間が判明しました。
30fpsのTKxのビデオでは目視での火球継続時間は 7.43秒 で 内7.17秒が自動分析可能でした(爆発時の座標の測定はできませんが)。
で、他観測との組み合わせで、出現高度 83.8km, 消滅高度 21.1km、突入角 40.8度となりました(これから他観測も再分析するので若干変動の可能性はあります)
で今回は隕石の実物からコンドライトと分かっているので、密度の推定ができるので、
これらから 突入質量と地表落下質量のシミュレーションによる決定ができます。
司馬さんもやられたと思うのですが、私のとりあえずの結果を以下に乗せます。
初期質量は軽いと継続時間がのび、重いと短くなります。,熱の係数が不明なので、まだ不正確ですが、とりあえず、7.2秒になるのは 初期 50kg, 残存1kgとなりました。
説明: |
経路平面決定時の誤差のグラフ なんと最初と最後が数10mのオーダーで決定可能でした |
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説明: |
質量予測、軽いと遅く、重いと早く、7.2秒は50kgでした |
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説明: |
初期速度は相殺されるので、継続時間にはほぼ関係なく、消滅速度で逆になります |
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説明: |
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12670 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Thu Jul 23, 2020 6:30 am 記事の件名: 分裂の様子 |
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当面、近距離観測分の TKx,TK8,KNBの詳細再分析をしようとしています。
最初にフレーム単位の時刻合わせをしようとしていますが、爆発時刻を調べていたら、TK8の動画で綺麗に末端の分裂の様子が見えたので、掲載しておきます。
最低 6個 に分裂しているのが映っています。
1,2,3 はさらに分裂した可能性もあります。
この中でいくつ地表に落下しているかは不明ですが、落下物が5,6個あっても不思議ではないと思いました。
このフレームはTK8の99フレーム目=#197,#198フィールドですが、これは #142フィールドつまりこの画像の56フィールド=0.933秒 前の最後の大爆発によって分裂しました。
その爆発をキーとして各クリップの時刻わ合わせようとしています。
説明: |
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12670 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Thu Jul 23, 2020 10:30 am 記事の件名: 朝日新聞 7/23 朝刊 |
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朝日新聞 7/23 朝刊 2面に本火球を含む解説記事が掲載されたとのことです。
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前田
登録日: 2004.09.01 記事: 2759 所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)
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日時: Thu Jul 23, 2020 12:57 pm 記事の件名: |
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前田です。
解析興味深く読ませてもらっています。
M20200702_023207_TK8_G5_f99.jpg の画像を見て思ったのですが、
あまり飽和していないNaの1次と-1次の位置を2等分して、0次の位置が
精度よく求められませんか。
個人的には、隕石の成分とスペクトルの関係に興味あります。
スペクトルが撮れた隕石はこれまでにあるんですかね。詳しいことは全く分かりませんが。
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Shimoda
登録日: 2006.12.12 記事: 3446 所在地: 長野県朝日村
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12670 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Sun Jul 26, 2020 7:18 am 記事の件名: |
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前田 wrote: |
M20200702_023207_TK8_G5_f99.jpg の画像を見て思ったのですが、
あまり飽和していないNaの1次と-1次の位置を2等分して、0次の位置が
精度よく求められませんか。 |
なるほど、像がシャープなスペクトルから逆算するという方法は思いつきませんでした。
ただ、以前この6mmでは収差の影響でスペクトルが左右対称にならなかった記憶があるので、収差込みの測定が必要と思います。昔プログラムを作っていたのですが......
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前田
登録日: 2004.09.01 記事: 2759 所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)
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日時: Sun Jul 26, 2020 9:17 am 記事の件名: |
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SonotaCoさんへ
前田です。
そうですか。そういえば、確かに昔スペクトル解析用のソフトをつくられていましたね。
広角レンズだと確かに非対称になります。
爆発部の前後が押さえられていれば、爆発部分はそれほど重要でもない気もしてきました。
ありがとうございます。
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12670 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Tue Jul 28, 2020 12:16 pm 記事の件名: 時刻合わせ |
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ようやく落ち着いて分析を進められるようになりました。
まず、時刻合わせの結果を報告します。
絶対時刻はTokyo8のntp時刻を基準とし、
TKx時刻を TK8から最終爆発時刻で補正し、
KNB時刻をTKxから初回爆発時刻で補正しました。
結果は以下です。
説明: |
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磐田南高校
登録日: 2007.05.24 記事: 114 所在地: 静岡県磐田市見付
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12670 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Fri Jul 31, 2020 3:05 pm 記事の件名: 現状報告 |
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今日で7月も終わりなので、私の方の再分析状況を報告しておきます。
各クリップの時刻合わせ、プロファイルの再確認と隕石落下位置推定計算プログラムのチェックなどを行っています。
全体として 火球の同時観測結果からの隕石落下推定位置に大きな変化はありません。
..................
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すみません、FBI バク発見しました。出し直します。
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12670 所在地: 139.67E 35.65N
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12670 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Fri Jul 31, 2020 8:01 pm 記事の件名: Re: 現状報告 |
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SonotaCo wrote: | 今日で7月も終わりなので、私の方の再分析状況を報告しておきます。
各クリップの時刻合わせ、プロファイルの再確認と隕石落下位置推定計算プログラムのチェックなどを行っています。
全体として 火球の同時観測結果からの隕石落下推定位置に大きな変化はありません。
..................
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すみません、FBI バク発見しました。出し直します。 |
FBIのバグ修正しました。 摩擦係数が音速以上と以下で切り替わっていませんでした。
地上の風の影響が減りました。
以下は TKx-KNB, TKx-NN4, TK8-KNB, TK8-NN4 の組み合わせで4つの風データでの現状の計算結果です
133gの実落下位置は習志野市なので、数kmほど東よりの推定になっています。
この推定領域で1kg級が見つかること期待しています。
説明: |
klm を google earth で表示させたものです。 |
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7321 回 |
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説明: |
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ダウンロード |
ファイル名: |
posplots4w.kml |
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203.84 KB |
ダウンロード回数: |
211 回 |
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