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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Thu Oct 15, 2020 8:13 am 記事の件名: Panasonic DC-BGH1 |
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PanasonicからDC-GH5シリーズの一部として以下の動画用カメラが発売されるようです。
仕様を見る限り、小型で4K60pまでの高感度のようなので、夜間の観測に適しているように思います。調査してみたいと思います。
Panasonic DC-BGH1 2020年11月中旬発売
https://panasonic.jp/dc/products/g_series/bgh1.html
レンズマウント マイクロフォーサーズ
ISO 51200 (max 204800)
HDMI出力 upto C4K(4096x2160)/59.94p
SDI出力 upto FHD(1920x1080)/59.94p
Genlock,LANによるリモート制御,Poe電源供給対応
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ITO
登録日: 2004.08.09 記事: 1306 所在地: 東京都杉並区浜田山
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日時: Sat Oct 17, 2020 12:25 am 記事の件名: Panasonic DC-BGH1 |
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Panasonic DC-BGH1
パナソニックの動画専用デジタルカメラ DC-BGH1 ですが、機能面でかなり「尖った」面白そうなカメラですね。
低照度時の感度、ノイズレベルが GH5s 同等かそれ以上であれば 4K60P 機として充分機能すると思います(同じ CMOS のようなので期待出来る)。
スプライト観測には現場での外部モニターが別途必要ですが(流星観測では不要?)、 HDMI と 3G-SDI から同時出力可能なので(但し 3G-SDI は FHD まで)、SDI コネクターからは SDItoHDMIコンバーター経由で安価な HDMI モニターにつないで現場でのモニタリングと位置決めを、HDMI コネクターからはキャプチャー用の 4K60P 信号をパソコンへ送れます。
専用アプリによる LAN 経由のカメラ制御や PoE での電源供給なども嬉しい機能。
ただ価格が発売時 270K 円前後と現在の GH5s とほぼ同レベル。実売 200K 位ならば嬉しいのですが…… でも久し振りに購買意欲を掻き立てられるカメラです。
ITO
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Thu Oct 29, 2020 2:22 pm 記事の件名: Re: Panasonic DC-BGH1 |
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国内では GH5sの方が安いので、迷いましたが、B&H では 2000ドル以下だったので、こらえきれずに B&H でDC-BGH1を注文してしまいました。
DHL送料 は 57.54ドルでした。別途受け取り時に消費税を払うことになると思います。
(B&H は Fast&Easy として 日本の消費税も一緒に払うオプションがあるのですが、これは8%で計算していたので、面倒なことになりそうなので、受け取り時支払いにしました)
うまくいけば 11末頃には手に入ると思います。入手したらレポートしたいと思っています。
ちなみに、キャプチャカードは BMDの DeckLink Quad HDMI Recorderを試してみたいと思っています。4K+HDなど 複数の入力端子が同時に使えるのかどうか試したいと思います。
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12/12 納品されました。注文から1カ月以上かかりましたが、これは 製品の出荷が遅れたからのようで、B&H入荷してからは 3日程で発送になり、発送の連絡から42時間でした。
DHL配送なので、黄色のトラックが来るかと楽しみにしていたのですが、来たのは佐川でした。提携しているんですね。
輸入消費税とその支払い手数料というのをとれらましたが、これは国内の消費税とは別物だそうで、送料込み価格(CIF価格)に個人の場合には 0.6 を掛けたものが基準価格になるようで、結果的に6.6%程でした。元々の販売価格も安かったので、クレジットカードの換算レートの問題を含めても国内で買うより数万円安かったと思います。
ただ、このような逆輸入は 保証が米国扱いになる点と付属簡易マニュアルが英語な点(国内で日本語版をダウウンロードできるので問題ありません)、場合によっては電源電圧が合わない点(今回は大丈夫でした)などがあります。今回は国内が受注生産で納期不明状態だったので、逆輸入しましたが、普通は普通に国内が買った方がいいと思います。
NYからなので、よく消毒して、今晩からテストしたいと思います。
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Sun Dec 13, 2020 1:42 pm 記事の件名: テスト開始しました |
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DC-BGH1が納入され、テストを開始しました。
当初液晶がないので、色々戸惑い、設定完了まで半日かかりましたが、C4K60pで動き始めました。
設定のポイントは
1. ノートPCをUSBで接続してそこから設定する (LANだと直結が必要で非実用的と思いました。USB接続時にLANの設定ができないので、BGH1をDHCPサーバーとする使い方しかうまく動きませんでした)
2. 始めに設定の記録の記録ファイル形式で MOV を選ばないとC4K60pなどの設定が選べない
3. 輝度レベル設定(0-255)、HDMI/SDI 情報表示OFF などを選ぶ必要がある
で、気になっていた点ですが、
-- Ryzen7 3700Xで間に合うか --> Live表示オフ(Replayシート状態)なら CPU負荷66%程で、処理は間に合いそうでした。(Live表示オンだと 実質半分程度にフレームレートが落ちました)
-- 自動絞りレンズを使えば本体電源offで絞りが閉まるか --> 閉まりませんでした。
-- PC や カメラの電源を落としても次回 電源投入時に無事に動くか --> 大丈夫でした
-- Pauto で ISO auto の時、暗くなってもシャッター速度が伸びることはないか --> 大丈夫そうでしたが、今晩確認します
ということで、まずは動作OKの模様です。今晩から観測でテストしてまた報告します
ファンを内蔵しているカメラは初めてです。さすがプロ用と思いました。
リモートコントロールのソフトはUSBから使えば便利に使えます。AFレンズなら細かいピントの調整もリモートで拡大して見ながらできるのが素晴らしいと思いました。
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Lanでの接続は DHCPサーバーまたはクライアントのどちらでも接続発見可能で動作しました。クライアントモードでは発見までに時間がかかり、「PCにカメラを接続してください」という状態でしたが、暫くして接続しました。
ネットワークのすべてのIPアドレスを調べているような感じで毎回接続まで数分待つ感じなので、USB接続かDHCPサーバーモードの1対1接続の方が実用的だと思います。
固定IPモードも待てばよいのかもしれませんが、私は待てませんでした。固定ipでアプリ側でそれを指定するモードが欲しいと思いました。
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システム構成図です
NotePCは設定が終われば不要です |
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Live表示だと、勝手に半分程度の負荷になるように フレームが抜かれるようです。CPU負荷の半分になっていました |
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最終編集者 SonotaCo [ Fri Dec 18, 2020 5:18 pm ], 編集回数 3 回 |
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ITO
登録日: 2004.08.09 記事: 1306 所在地: 東京都杉並区浜田山
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日時: Sun Dec 13, 2020 4:00 pm 記事の件名: 遂に来た!! |
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BGH1 やってきましたね! ネットでも受け取ったという情報がないし、市中の販売店でも軒並み納期3ヶ月以上という事でなにかあったのかもしれませんね。
カメラの評価、期待しています。
そこでちょっと質問なのですが、BGH1 の場合、カメラ設定用画面は USBや LAS 接続のPCだけに出るのですか? 映像信号は HDMI, SDI 端子から出ますが、HDMI や SDI 接続モニターでは設定が出来ないのでしょうか?
DC-GH5, GH5s でも C4K60P は MOV 設定の時だけです。輝度レベルや画面情報表示なども含め、このあたりは同じですね。
Ryzen 3700x での CPU 使用率 ライブ表示なしで 66% との事。3800x ではライブ表示あり 38 - 40%、表示なし 32 - 33% でした。かなり高いのですね。3700x と 3800x はあまり違いがないと思っていたので驚きました。空冷クーラーだとファンはかなりうるさいですか?
いろいろ質問ばかりでスミマセン。時間がある時で結構です。
ITO
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Sun Dec 13, 2020 6:57 pm 記事の件名: Re: 遂に来た!! |
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ITO wrote: | BGH1 やってきましたね! ネットでも受け取ったという情報がないし、市中の販売店でも軒並み納期3ヶ月以上という事でなにかあったのかもしれませんね。
カメラの評価、期待しています。 |
元々は11月20日以降順次出荷となっていたのですが、入荷の連絡があったのは12月5日位で、9日に私の分がDHLへ配送されたようです。
出荷が少し遅れた感じでしょうか。DHLからは14日月曜着とのメールが来てましたが、2日も早く土曜に佐川急便で届いてしまって、少し慌てました。
そもそも、普通にググッた時にニューヨークのB&Hの円建て広告が出たのがきっかけで、安いし、早そうなので、逆輸入試してみましたが、今の所、良かったと思っています。
でも、故障した時が面倒そうなので、やはり非常手段のような方法だと思います。
ITO wrote: | そこでちょっと質問なのですが、BGH1 の場合、カメラ設定用画面は USBや LAS 接続のPCだけに出るのですか? 映像信号は HDMI, SDI 端子から出ますが、HDMI や SDI 接続モニターでは設定が出来ないのでしょうか? |
設定情報の映像への重畳はHDMI、SDIのどちから一方又は両方無しから選べます。SDIに重畳してモニタ表示し、HDMIで録画するなどの運用が想定されている感じです。
HDMIに表示されるといってももちろん見るだけで、変更はPCか実機のボタンです。
ITO wrote: | Ryzen 3700x での CPU 使用率 ライブ表示なしで 66% との事。3800x ではライブ表示あり 38 - 40%、表示なし 32 - 33% でした。かなり高いのですね。3700x と 3800x はあまり違いがないと思っていたので驚きました。空冷クーラーだとファンはかなりうるさいですか? |
66%は動画の書き込み状態で、監視状態のライブ無しは55%位です。これはライブ有りだとなんと 31%とかに減るので驚きましたが、処理されているコマ数が半分に減っていました。Windowsは間に合わないとビデオのコマを落として涼しい顔をするので要注意と思いました。
とりあえず、日中の鳥のキャプチャはコマ落ちがなく、一応 3700でもなんとかなる感じです。
カメラのファンの音は小さいです。温度によると思いますが、今は気をつけないと気が付かない程度です。
今日は双子座流星群の極大の筈ですが、今は曇っているので、今晩流星を記録できるかどうか微妙です。
P-autoでISO-autoのモードが夜空の監視にはいい感じです。シャッター速度は昼は高速になりますが、夜は1/60にへばりつき、終日運用できると思います。
コントロールソフトは一旦動けばかなり便利です。画面の様子を貼っておきます。今晩は純正の20mmF1.7での運用です。
左にライブ表示(情報表示オフでもここのフォーカスエリアだけは消えない)があり、拡大ピント調整などができます。
右がコントロールパネルで、メモリカードを入れておけば録画開始や静止画記録の指示ができそうです。画面に情報表示がなくてもこれを見れば全部分かります。
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HDMI出力と同時にコントロールソフトでライブビューができます |
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Mon Dec 14, 2020 1:10 pm 記事の件名: Tokyo8_V1 |
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DC-BGH1 に panasonic 純正の20mmF1.7 をつけて TK8_V1として C4K60pで一晩 観測してみました。
結果、ILCE-7sの30pに比べれば 露出時間が半分なこともあり、ピクセルノイズはやや大きいと思いましたが、検出としては大変良好でした。
とりあえず、4K30pのU1との比較結果などです。動画やコマ毎静止画の比較などは 後ほど掲載します。
ちょうど Gem の極大夜で火球もあり大漁で、一晩で358GBにもなりました。1TBのSSDが丁度良い感じでした。
全体としては C4K60fps は今までにない観測ができそうに思いました。安価な20mmレンズでも すぐにも実用になりそうでした。
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Mon Dec 14, 2020 2:56 pm 記事の件名: BGH1 1フィールド画像と動画 |
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BGH1の1フィールド画像と動画です。
2フレームコンポジットして、等価的な1/30秒露光にしても ILCE7sと比べるとやはりノイズが多いように感じます。 それでも露光素子の面積が1/4なので、頑張っている印象です。
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DC-BGH1 60fpsのピクセル等倍シーケンス |
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60fpsフレームを 1-4フレーム平均化したもの |
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ILCE-7s 30fpsのピクセル等倍シーケンス |
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DC-BGH1による C4K60p Gem流星動画 |
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M20201214_030107_TK8_V1.mp4 |
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M20201214_035900_TK8_V1.mp4 |
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z20201214_030107_TK8_V1_121s.jpg |
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Tue Dec 15, 2020 6:59 am 記事の件名: ISO 25600 |
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ISO max 51200 ではノイズがやや多めだったので、昨夜は ISO25600固定 -2EV補正 Pautoで実験してみました。
結果は以下のように良好で実用的だと思いました。DC-BGH1は ISO25600以下での運用をすることにします。
夜半過ぎから透明度の高い快晴になり、01時以降で60個の流星が記録されました(双子座流星群は34)。
同し領域を含むILCE-7SのU1カメラの 全流星数は34でした。BGH1の方が低仰角なのに検出数が多く、やや驚きです。
さらに、さすがに60pで、流星の光度カーブが分解能高く綺麗に出ます。
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ISO25600 でのピークホールドと1/60sec 1 フレーム画像 |
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プロファイル類 7等程度までリニアリティがありそうです |
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M20201215_043546_TK8_V1P.jpg |
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M20201215_043546_TK8_V1.mp4 |
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Wed Dec 16, 2020 10:38 am 記事の件名: DC-BGH1 + 25mmF0.95 |
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DC-BGH1 に NOKTON の 25mmF0.95 (旧モデル)を付け、
F0.95解放、ISOauto 25600max Pauto -2EV て一晩観測してみました。
結果はなんと、Tokyo8の12カメラ中 最多の流星を検出しました。
流星の検出感度は 60fpsの方が高い可能性があると思いました。
この組み合わせはスプライト観測には最適かと思いますが、解放だと周辺の像のコマのような歪が大きく、解像度も旧世代の感じがあり、解放で使うのは少し躊躇してしまいます。
いずれにせよ DC-BGH1 は夜空の C4K60p観測に好適なようです。
ITOさんが DC-GH5s を使用されていますが、感度などはおそらく同一で、GH5sの方がメカニカルシャッターと液晶がある分普通に使いやすいかもと思います。
BGH1はメカニカルシャッターはなく、電源オフ時に絞りも閉まらないため、日中の直射日光を避ける装置が不可欠と思います。しかし、LANによって多数台を1台のPCからコントロールすることもできるようで、多数台のシステム組むには好適のように思いました。
Tokyo8では遮光付き魚眼用ハウジングができるなら それも試してみたいとは思っていますか、今の所目途がたっていません。どう使うか迷う所です。
説明: |
DC-BGH1+26mmF0.95解放
右下の青いライトアップは都庁だと思います。大阪は赤で、東京は青なのでしょうか? |
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DC-BGH1+25mmF0.95のプロファイルです |
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Tokyo8のカメラと12/15-16のキャプチャ数です
なんと このDC-BGH1 が1位でした。 |
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M20201215_194130_TK8_V1.mp4 |
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ITO
登録日: 2004.08.09 記事: 1306 所在地: 東京都杉並区浜田山
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日時: Wed Dec 16, 2020 9:59 pm 記事の件名: DC-BGH1 レポートありがとうございます |
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SonotaCo さん、Panasonic DC-BGH1 の詳細なレポートをどうもありがとうございました。楽しく読ませていただきました。
確かに掲載していただいた映像を見る限りでは DC-GH5s とほぼ同等の感度のように見えますね。
当方では主に Nokton25mmF0.95 を使っているのですが、ISO25600, SS 1/60sec. では地平線付近のやや明るい空では F4.0 - 5.6、高仰角の真っ暗な星空では F2.0 - 2.8 付近の絞り値を設定しています(開放では明るすぎる)。
Nokton F0.95 レンズのように非常に明るいレンズでは開放(0.95)では解像がかなり甘くなり、周辺減光(周辺光量落ちとも言います。画像の四隅が暗くなる事)も目立ちます。そのため出来るだけ絞って使うようにしています。
もう少し暗いレンズでは ISO 52100 もありかも?と思います(ノイズがやや乗りますが)。
また、Nokton 25mmF0.95 では周辺がかなり歪みます。どのレンズも多かれ少なかれ歪みますが、このレンズは3本持っていてどれも酷く、また個体差も大きいみたい...F0.95 を実現するために(設計に)かなり無理をしているとの事でこれを回避するのは難しいですが、出来るだけ画面の中央部で映すようにしています。画面一杯を使用する流星キャプチャーではレンズを選ぶ必要がありそうですね。
スプライト・キャプチャーの場合は雷雲を追っかけて一晩に何回もカメラの向きを変えます。その都度レイアウトやピントを確認する液晶は必須となっていますが、液晶のない BGH1 では操作性と価格を考えると GH5s にややメリットがあると思います(GH5s の中古は 18 万円付近で市場に出るようになってきました)。
もう少し考えてみたいと思います。
ITO
PS. 今週は今日まで関西地区への出張でした。コロナの影響で新幹線がガラガラで乗車率は夕方の混雑時でも 50% 以下。マスク常時着用、控え目なおしゃべりは当たり前、お弁当も開けません。周囲の目が気になってちょっと息苦しい感じはしますが、静かな車内でした。
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Thu Dec 17, 2020 8:51 am 記事の件名: DC-BGH1 + 25mmF0.95 (F1.4に絞る) |
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コメントありがとうございます > ITOさん
仰せの通り、絞るべき と考えて 昨夜は DC-BGH1 + 25mmF0.95 を F1.4に絞って観測してみました。F1.4に絞ると周辺像も改善し なんとか実用域に入るように思いました。
流星観測としての結果は良好で、またまた U1(ILCE-7S+28mmの常設カメラ)を大幅に上回る流星を検出記録しました。
DC-BGH1は ISO 25600 max のF1.4 (あるいは最初の F1.7程度) で 十分良好な観測ができると思いました。そうであれば、C4Kの解像度を活かすべく他の最新設計レンズ 例えば 8mmF1.8の全天レンズレンズなどへの選択肢が広がると思いました。
U1よりV1が圧倒的に多くの流星を検出した件は、別途原因の分析をしたく思いました。
60pだとフレーム数が増えるので検出能力が上がったのが原因なのか、それとも何か別の原因か、興味深いと思います。
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F1.4に絞った 青い都庁付近です。一昨夜のF0.95より綺麗になりました |
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DC-BGH1 + 25mmF0.95 (F1.4) ピークホールド Com流星 1/4縮小 |
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M20201216_233311_TK8_V1.mp4 |
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Thu Dec 17, 2020 3:12 pm 記事の件名: V1 vs U1 |
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ここ3夜の観測で、DC-BGH1を使用したシステムが Tokyo8の12台のカメラの中で突出した流星観測数を記録しました。
そこで、視野の重複するILCE-7sを使ったシステムと検出結果の詳細を比較してみました。 改めて 両システムのスペックは以下です。
V1: DC-BGH1 + 25mm F0.95(@F1.4) ISO 256max P auto -2EV 4096x2160/59.94p
U1: ILCE-7S + 28mm F2.0 ISO51200max Pauto -1EV 3840x2160/29.97p
視野の広さは、V1が1/4程と狭く、これがU1の上に重なっている状態ですが、U1側は下部の地上風景を大き目にマスクしています。
昨夜の両カメラの全体のキャプチャ数は V1 が 47, U1 が25 で、この中で共通視野中のものは V1 が 42, U1が 10でした。
両カメラともに捉えた流星数は9でした。
つまり、共通視野の中で、U1 は 10個の中で 1つだけ V1が捉えられない流星を検出したが
V1は U1 が捉えられない 33個もの流星を検出したということになります。
共通して検出した9流星をみると、暗い流星では分析結果は概ね一致しているものの、明るい順火球レベルの流星では V1カメラの方が 暗く測定する結果となりました。シャッター速度やピントの状態などの違いが予想以上に大きな差になるようです。
共通視野で共通して検出されたものは明るいもので、V1のみが捉えた33個流星のうち32個は1等級より暗いものでした。 継続時間や検出フレーム数の問題というより、感度とかSNの違いという印象で、V1カメラの暗い流星の検出能力が素晴らしく高いという結論となりました。
逆に U1カメラが1等より暗いものを検出できていないのが ちょっとショックでした。、今回の結果は視野の広さが違うシステムの比較なので、必ずしもカメラの能力の差というわけではないと思いますが、少なくとも DC-BGH1 には高い検出能力があり、安心して使用できるカメラではないかと思いました。
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DC-BGH1による暗い流星の 1フレーム 等倍画像 |
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Sat Dec 19, 2020 6:10 pm 記事の件名: DC-BGH1+SIGMA 16mmF1.4 |
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DC-BGH1 C4K60p システムが好調なので、色々な用途が考えられたのですが、その価値を発揮できるように、60度程度の視野を持った常設カメラとして運用しようと思いました。
フォーサーズで60度程度の視野では 評判の良いLEICA-PANA の 15mmF1.7 もあるのですが、同価格帯ですが、あえて 重いとか大きいなどという評判しかない SIGMA 16mmF1.4 にすることにしました。
このレンズは元々APS-C用でイメージサークルが大きく、MFT用として高画質が期待できることと、すでに ILCE-6300と組み合わせてU7カメラとして運用しており、解放でも十分使用できることが分かっているためです。
で、今晩は ILCE-7s+28mmF2 4k/30p システムとサイドバイサイドでテストをしています。
とあええず、DC-BGH1装着時のプロファイルを作成したので掲載しておきます。
水平画角 fovh は 59.7度でした。C4Kなので、17:9 というか、4Kより6.7%横が広いです。明日の結果が楽しみです。
説明: |
DC-BGH1 + SIGMA 16mm F1.4 for MFT |
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