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藤原康徳
登録日: 2004.08.10 記事: 2718 所在地: 大阪市淀川区
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日時: Fri Nov 27, 2020 9:31 pm 記事の件名: 2020年11月26日19時19分16秒(小)爆発火球 |
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2020年11月26日19時19分16秒にOsaka04(大阪市淀川区)で、爆発火球というのはおこがましいですがー4等程度の火球を捉えました。
北東向きの3カメラで捉えましたが、経路のほとんど雲を通しての画像なので、光度はおおよそー4等ぐらいかなというところです。
TK8とNN5とで同時流星が得られています。TK8とのデータでUFOOrbitV2で出した経路図等を出そうとしていたところ、NN5のデータがアップロードされましたので、このデータも使わせていただきました。
最初にUO2_261で計算したところ2つの流星に分かれてしまいました。QualityはQ1です。Q2で計算すると、別流星のTK8_G8とNN5_T1の流星は精度不足か?計算されません(結果表示なし)。
UO2_253で計算すると全データを使った1流星で結果が表示されました。Qualityは同じくQ1です。253と261のQualityシートを見比べて、やっと原因が判明しました。
Qualityシートの下のほうにあるMultiのところのdDが、253では5になっており(これはデホルトですよね)、それに対して261では、1.5となっていました。これを5にすると1流星になりました(2では2流星で2.5で1流星になった)。
この値は個々の組み合わせからの輻射点のずれの許容範囲を指定しているようです(不正確な言い方ですみません)。UO2_253の1.5はデホルトの値でしょうか?
この値を大きくして計算した結果を全流星表示させると対地経路上(1流星ですが)2本の経路が表示されます。UNIFIEDだけを選択すると経路は一つです。
こういう場合は観測点の組み合わせによる誤差(?)が比較的大きいということなのかな。
説明: |
WAT-902H2U 6mm F0.8 北東低空 ピークホールド |
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説明: |
WAT-902H2U 8mm F0.8 北東 動画をコンポジット |
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説明: |
UFOOrbitV2(261) dD:1.5
流星経路と輻射点位置 |
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説明: |
UFOOrbitV2(261) dD:5
流星経路と輻射点位置 |
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説明: |
UFOOrbitV2(261) dD:1.5
流星の対地経路 二つの流星になっている |
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説明: |
UFOOrbitV2(261) dD:5
流星の対地経路 一つの流星ですが、経路は二つ |
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説明: |
WAT-902H2U 6mm F0.8 北東低空 動画 |
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ダウンロード |
ファイル名: |
M20201126_191916_6N.mp4 |
ファイルサイズ: |
2.11 MB |
ダウンロード回数: |
59 回 |
説明: |
WAT-902H2U 8mm F0.8 北東 動画 |
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ダウンロード |
ファイル名: |
M20201126_191916_NE.mp4 |
ファイルサイズ: |
3.04 MB |
ダウンロード回数: |
71 回 |
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12669 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Sat Nov 28, 2020 7:35 am 記事の件名: Re: 2020年11月26日19時19分16秒(小)爆発火球 |
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Tokyo8の静止画です
藤原康徳 wrote: | Qualityシートの下のほうにあるMultiのところのdDが、253では5になっており(これはデホルトですよね)、それに対して261では、1.5となっていました。これを5にすると1流星になりました(2では2流星で2.5で1流星になった)。
この値は個々の組み合わせからの輻射点のずれの許容範囲を指定しているようです(不正確な言い方ですみません)。UO2_253の1.5はデホルトの値でしょうか? |
dDは殆ど平行の地表経路が同時刻に複数計算された場合、どの程度離れていても同一流星と見なすかという数値で 地心と経路を含む平面の交差角で単位は度です。
色々な目的があるので、用途によって使い分けることを前提にしていて推奨値とかはありません。
(Q1の品質基準と独立している基準は この dD と 時刻差 dt の2つです)
大きく設定すると 1つの流星について可能性のあるより多くの観測を同時観測と見なすことができますが、精度が落ちたり、同時発生別流星の混同によって全く誤った結果がでることがあります。
SNMでは 誤った組み合わせをできるだけ避けるために 1.0 と厳しい値にしています。
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