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藤原康徳
登録日: 2004.08.10 記事: 2718 所在地: 大阪市淀川区
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日時: Thu Feb 25, 2021 10:52 pm 記事の件名: 2021年2月25日18時56分06秒 |
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2021年2月25日18時56分06秒にかなり明るい火球が大阪市の自宅(Osaka04)天頂向きカメラで捉えました。曇っていたので比較星は写っていません。
UFOAnalyzerV2で測定を行っていたのですが、かなり粘ってddlとleapを変化させたのですが、経路全体がうまく測定できません。画像でだしたものが取りあえずのものです。経路後半は測定できるのですが、前半部分がうまくいきません。
雲の中なので明るさは不明ですが、相当明るいと思います。
奈良県宇陀市室生観測所(Nara03)の西向きワテック6mmにも写っていました。こちらのほうも、未測定ですが、雲で比較星がなさそうです。
NMSのwebの掲示板に目撃情報が出ています。
説明: |
DMK33GX290e 4mm F1.2 FHD30p 天頂方向
UFOAnalyzerV2での測定画面 出現点から増光開始部分がうまく測定できていない |
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説明: |
奈良県宇陀市室生観測所(Nara03)
WAT-902H2U 6mm F0.8 ピークホールド |
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説明: |
DMK33GX290e 4mm F1.2 FHD30p 天頂方向 動画 |
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ファイル名: |
M20210225_185606_JPOsaka04_DM.mp4 |
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3.63 MB |
ダウンロード回数: |
185 回 |
説明: |
奈良県宇陀市室生観測所(Nara03)
WAT-902H2U 6mm F0.8 動画 |
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ダウンロード |
ファイル名: |
M20210225_185605_Nara03_6m.mp4 |
ファイルサイズ: |
3.32 MB |
ダウンロード回数: |
175 回 |
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さぎたりうす
登録日: 2004.08.09 記事: 4404 所在地: 大阪府大阪市東淀川区
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日時: Thu Feb 25, 2021 11:14 pm 記事の件名: Re: 2021年2月25日18時56分06秒 |
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こちらではカメラの起動前だったのですが、家に19時までに帰らないといけない用事があり、ちょうど駅から家までの道を急いで歩いていたというか小走りしていた時に、こんなのが頭上にでていたとは
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Shimoda
登録日: 2006.12.12 記事: 3445 所在地: 長野県朝日村
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日時: Fri Feb 26, 2021 5:10 am 記事の件名: Re: 2021年2月25日18時56分06秒 |
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これは相当明るい火球ですね。
火球目撃情報が増加したので、20時ころに確認しました。こちらでは月は見えているものの星の見えない空で、ちょうどこの時間西カメラはヘッドライトに反応してクリップがありましたが、火球は写っていません。
今のところネット上に画像、動画等は見当たりません。
軌道が求まることを祈っています。
説明: |
参考にもなりませんが同時刻のクリップ。曇り空です。
Wat902+2.6mmF1.0(西カメラ) |
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12669 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Fri Feb 26, 2021 7:02 am 記事の件名: Re: 2021年2月25日18時56分06秒 |
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藤原康徳 wrote: | かなり粘ってddlとleapを変化させたのですが、経路全体がうまく測定できません。画像でだしたものが取りあえずのものです。経路後半は測定できるのですが、前半部分がうまくいきません。 |
profile/Analyzeシートの下の方に f1 (分析開始フレーム)というのがあります。
これを10 に設定してみたでしょうか...
f1ば デフォルト -1 は トリガの数フレーム程度前から分析します。10と指定すると10フレーム目から分析します。バックグラウンド測定処理があるので、10以下には設定できません。前半が暗い場合などで、トリガが遅れている時の分析に有効です。
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藤原康徳
登録日: 2004.08.10 記事: 2718 所在地: 大阪市淀川区
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日時: Fri Feb 26, 2021 3:52 pm 記事の件名: 暫定的計算結果 |
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SonotaCoさん、アドバイスありがとうございました。
室生観測所のデータを転送してUFOAnalyzerV2で測定しました。予想通り比較星は0でした。室生のワテック・6mmは、ハウジングに入れて観測所の壁にしっかりと取り付けてあるので、
ほとんど動いていないと思います。プロファイルは昨年11月に作成したものをずっと使用しています。
自宅屋上のDMK33GX290e・4mmは、屋上工事開始以前はハウジングに入れてしっかりと固定していたのですが、北側が足場で写野が取れなくなったので、現在は、非常に頼りない三脚でほぼ天頂方向を撮影しています。
プロファイルは天候不良で三脚から外したとか体が三脚に触れたとかでカメラが動いて時に作り直しています。
今回、昨夜は21時15分40秒にこのカメラで流星を捉えており、その時は、雲の切れ間があり比較星が17個取れていました。
その解析時の視野中心とこの火球のときの中心とを比べると、方位で0.05度、高度でも0.05度の差で回転角は0.07度差でした。
このあたりの測定精度のことは、またきっちりと調べようと思います。
UFOOrbitV2(263)での算定的結果を図でしまします。
観測速度は11.9 km/sで、消滅点高度が26.6 kmということで、隕石落下の可能性はいかがでしょうか?
消滅点は宝塚市南部の平野部ですが、もう少し飛ぶと山の中になります。
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司馬康生
登録日: 2005.11.26 記事: 2167 所在地: 明石市
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日時: Fri Feb 26, 2021 8:10 pm 記事の件名: こちらはカメラ停止でした。 |
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当方では、空を見て薄曇り、天気予報は下り坂で、カメラ稼働させずでした。誠に残念。
ちょっと癖のある光度変化に低い発光点、消滅点は、どんな物質かと興味湧きます。
ぎりぎりの低速で、ごく小さな隕石がまた兵庫県内に落下かと期待します。
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藤原康徳
登録日: 2004.08.10 記事: 2718 所在地: 大阪市淀川区
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日時: Fri Feb 26, 2021 10:02 pm 記事の件名: Re:こちらはカメラ停止でした。 |
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藤原康徳です
光り始めて少ししたところで急に増光しており、なんだか一皮むけて成分?が異なる本体が光りだしたよう変わった光度パターンだと思います。
最初に見たときは雲の濃淡かなと思いましたが、室生でも同じように写っており、光度変化はリアルだと分かりました。もっとも雲で見えていないところ(発光点側)もあると思います。
司馬さん、隕石落下の予想計算は可能でしょうか?光度が測定できていないのが難点ですが、できればよろしくお願いします。データはお送りします。いつものパターンだと上田さんの軌道計算が必要でしょうか?
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上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3088 所在地: 大阪府
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日時: Sat Feb 27, 2021 7:23 am 記事の件名: Re:こちらはカメラ停止でした。 |
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藤原さんへ、この火球の実経路計算を行い、隕石落下の位置計算をしていただくため、結果を司馬さんに送ります。(まだ、司馬さんのご意向はたずねておりませんが、)
この火球のM*****A.XMLファイルを上田まで送って下さい。
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司馬康生
登録日: 2005.11.26 記事: 2167 所在地: 明石市
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日時: Sat Feb 27, 2021 7:05 pm 記事の件名: お待ちしております。 |
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藤原さん、上田さんよろしくお願いいたします。
大気データをダウンロードしてお待ちしております。
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上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3088 所在地: 大阪府
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日時: Sat Feb 27, 2021 9:40 pm 記事の件名: 雲を通して写った火球の軌道計算結果 |
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雲を通して写った火球の軌道計算結果
2021年2月25日18:56:05(JST)出現
報告:上田昌良
概要
大阪府と兵庫県の境界上空に火球が出現した。そのときは曇り空だったが、雲を通してこの火球が2カ所で
撮影された。撮影者は共に藤原康徳氏(奈良県=M21028、大阪府=M21029)だった。この火球の発光点
高度は66.8kmで消滅点が27.2kmだった。初速はV∞=15.0km/s ±3.4km/sとかなり遅いものだった。この
火球は大気による著しい指数関数的な減速がみられ、消滅点で5.9km/s ±0.5km/sまで減速した。
残念なことに撮影地では空が雲に覆われており、雲の影響でこの火球の精度の良い明るさが決定できなか
った。
計算結果の詳細は次の図表を参照願いたい。
謝辞
この火球の測定データを提供していただいた藤原康徳氏に感謝を申しあげる。
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藤原康徳
登録日: 2004.08.10 記事: 2718 所在地: 大阪市淀川区
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日時: Sat Feb 27, 2021 10:59 pm 記事の件名: Re:雲を通して写った火球の軌道計算結果 |
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上田さん、大変お忙しい中、迅速に結果を出していただきまして本当にありがとうございました。
司馬さん、よろしくお願いします。
藤原康徳
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ts007
登録日: 2004.08.09 記事: 5069 所在地: 埼玉県川越市
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日時: Sat Feb 27, 2021 11:47 pm 記事の件名: 例によって母天体候補を探してみました。 |
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母天体候補を探してみました。2つ見つかりました。速度がもう少し遅いとよく合うようですが???。
隕石の可能性がありそうですね。
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司馬康生
登録日: 2005.11.26 記事: 2167 所在地: 明石市
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日時: Sun Feb 28, 2021 8:38 pm 記事の件名: 困った、困った。 |
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高画質で解像度の良さが分かるデータであります。
しかし、初めて見る光度変化に初めて見る減速の特徴で、手が止まっております。
摩耗率を最低限、ほぼ質量減少無し、としても、減速のカーブを合わせられません。
石質(40gスタート)より鉄質(20gスタート)の方が近いデータとなりますが、経路末端近くになると観測との乖離が避け難しです。
どう計算の作戦を考えるか思案中です。
それでも、光度の割には発光高度が低く、鉄隕石の可能性は十分考慮するべき例のようです。
スペクトルがあれば、どんなだったか。
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司馬康生
登録日: 2005.11.26 記事: 2167 所在地: 明石市
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日時: Sun Feb 28, 2021 10:35 pm 記事の件名: もう一日考える時間をください。 |
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指数関数近似で求めた初速、14.565km/sより0.33km/sも遅い初速で、鉄質仮定、超音速のCd=1.2とかなり大きく採り、初期質量50gでとりあえず時間?高度の関係は近いものとなります。
ただし、こんな数値の歪ませ方が良いのか大いに疑問です。
もう一つ、大阪からの写真で経路の曲がりが分かり、歪曲かと思っていたのですが、特に経路末端が実際に東に曲がっているようです。直線近似にも疑問符が付きます。
上空30kmでの西風は20m/sくらいで、風の影響にしては曲がりが強く、特殊な形状で空気力学的な影響=揚力、抗力が強く出たのだろうか、など想像の世界です。
石質仮定での近似も追求しなければなりませんので、もう一日考慮、試行の時間をください。
あっ、今の時点での落下位置は池田市から箕面市の住宅地と山林の境界付近となっています。
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上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3088 所在地: 大阪府
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日時: Mon Mar 01, 2021 7:28 am 記事の件名: Re:もう一日考える時間をください。 |
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隕石落下位置の計算では、たいへんご苦労をおかけします(司馬さん)
この火球の実経路を拡大しました。図をみますと、特に消滅点付近が曲がっていますね。
本当に曲がっていますと、非常に興味ある結果です。
しかし、赤色(大阪、DMK33GX290e、4mm, 1080×1920)は経路途中がばらついていますね。
念のため、別の方法=手動で測定して結果を見てみたいですね。
藤原さん、
115フレーム(大阪で撮影)ありますが、手動測定できますか、save clik機能が使えれば効率が
いいですよ、+印がジャマな場合は使えませんが、
もし、お忙しいようでしたら、大阪で撮影された方の動画や静止画一式をファイル転送サービスで
送って下さい。
ファイル転送サービス
https://www.filesend.jp/l/ja-JP/
https://firestorage.jp/
https://www.datadeliver.net/
などで、ダウンロード用のリンクをメールで送ってください。
今回の火球は、青色がワテック6mm(480×720)での撮影されたもので、好結果がでています。
まだまだワテックも捨てたものではありませんね。
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