藤原康徳
登録日: 2004.08.10 記事: 2723 所在地: 大阪市淀川区
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日時: Mon Aug 02, 2021 4:51 pm 記事の件名: 2021年7月下旬の輻射点分布 |
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現時点(8月2日)でのアップロードされたcsvを使わせていただいてUFOOrbitV2(v263)で輻射点分布図を作成しました。データは、7月26/27日から31/01日6日間です。
今年は7年周期のはくちょう座流星群の当たり年なので、注目したいところです。
すでにはくちょう群の特徴的な輻射点分布がこの輻射点分布図でも出ています。今後の活動が期待できそうです。
7月28日(太陽黄経125度付近)を中心に活動する7月りゅう座γ流星群の活動が見て取れます。やはり28日が流星が多くて6個の輻射点が集中しています。前後の日にも1,2個見られます。
はくちょう群よりは速度が速いのと活動期間が集中しているので(同時流星での)判別は容易です。先日のzoomでの流星雑談会では単点観測でも活動が明確に分かったという話も出ていました。
ところで、この群の名称ですが、IAU MDCでは、July gamma Draconidなのですが、現時点のIAU MDCのリストでは、#184 GDRとなっています。UFOOrbitV2(とUFOAnalyzerV2)
では、JUGの略称が用いられていますが、IAU MDCのリスト上では、#344 JUGは載っていません。# 184 GDRの軌道の(1)は、SonotaCoさんの2009年のWGNの論文があげられています。
私のほうは経過をしらないのですが、現時点では、(確定群の)July gamma Draconidは、#344 JUGは消去されて、#184 GDRでリストアップされています。
説明: |
7月26/27日から31/01日の輻射点分布
UFOOrbitV2(263)のQ1で作成 |
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