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ITO
登録日: 2004.08.09 記事: 1304 所在地: 東京都杉並区浜田山
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日時: Sun Jan 01, 2023 4:39 pm 記事の件名: 2022. 12. 31 - 2023. 1. 1 房総半島東南沖の太平洋上空でスプライト 2イベント |
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2022. 12. 31 - 2023. 1. 1 房総半島東南沖の太平洋上空でスプライト 2イベント
開けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
2022. 12. 31 冬型気圧配置が続いています。日本海沿岸の雪雲はそれ程多くはなくて雷は発生せず。
その代わりに房総半島沖には寒気の吹き出しによる収束帯(房総半島収束帯)が発生し、雷が(ポツリポツリですが)発生しました。発雷は12時間程継続し、スプライト2イベントが観測されました。
発生時刻: 22:05:11 22:23:18
発生場所: 房総半島東南沖の太平洋上空
22:23:18 に出現したスプライトは「カラム型スプライト」の集合体ですが、円形のスプライト・ヘイローの外縁部から多数の小型カラム型スプライトが、円形の内部から最大長のカラム型スプライト1本が出現しているように見えます。
残念ながらスプライト・ヘイローは映っていませんが、(スプライト・ヘイローからのスプライトの出現に関する)いくつかの文献の記述と同じように見えます。興味深いですね。
ITO
説明: |
2022. 12. 31 22:05:11 房総半島東南沖の太平洋上空で観測されたスプライト
Panasonic DC-GH5s(改造品)+ IR Filter cut-off 710nm + Nokton25mmF0.95
スプライトが映っているフレーム7枚から比較明合成法で一枚にまとめました。
冬季スプライトに多い「カラム型スプライト」単独での出現です。 |
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説明: |
2022. 12. 31 22:23:18 房総半島東南沖の太平洋上空で観測されたスプライト
Panasonic DC-GH5s(改造品)+ IR Filter cut-off 710nm + Nokton25mmF0.95
「カラム型スプライト」の集合体です。 |
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説明: |
スプライトの発生場所(推測)
UFO AnalyzerV4 から出力された位置情報を地図上にプロットしました。 |
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説明: |
2022. 12. 31 22:23:18 房総半島東南沖の太平洋上空で観測されたスプライト 動画(mp4)
Panasonic DC-GH5s(改造品)+ IR Filter cut-off 710nm + Nokton25mmF0.95
前半は通常の速度で、後半は10倍のスローモーションです。 |
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222318_N+S.mp4 |
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Shimoda
登録日: 2006.12.12 記事: 3426 所在地: 長野県朝日村
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日時: Mon Jan 02, 2023 3:38 pm 記事の件名: Re: 2022. 12. 31 - 2023. 1. 1 房総半島東南沖の太平洋上空でスプライト 2イベント |
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ITOさんいつも素晴らしい画像ありがとうございます。
解像度の違いは比べようもないのですが、同じイベントをこちらのカメラでも捕らえていましたので紹介します。
低空の雲の間に見られ、意外に空が良かったのか小さな画像ですがきれいに写っていました。
この方角の空を狙っていれば年に何度かは写ることが予想されますので、スプライト用のカメラが欲しくなりますね。
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ITO
登録日: 2004.08.09 記事: 1304 所在地: 東京都杉並区浜田山
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日時: Mon Jan 02, 2023 10:46 pm 記事の件名: ご検討、よろしくお願いします。 |
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Shimoda さん、画像の掲載をありがとうございます。今年もよろしくお願いします。
掲載された画像を見ると Shimoda さんの観測拠点から東南〜北東方向に視野があるご様子...
2017 年から 2022 年の5年間の冬季(12月〜翌年2月までの3ヶ月間)の当方での観測結果を掲載します。
これを見て判るように、冬季には関東地方の東南〜北東方向の太平洋上でスプライトが多く観測されています。件数的には北陸地方〜山形県の日本海沿岸よりもかなり多い数のスプライトが観測されています。
そんな訳で是非この方向のカメラを向けてみてはいかがでしょうか? 視野的にはちょうどぴったり!!
今回のレンズはかなり広角のようですので、12mm か 25mm 程度の焦点距離のレンズが適当かも? ご検討下さい!
ITO
説明: |
2017-2022 冬季スプライトの観測結果
年度を訂正しました。 |
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