SonotaCo.JP

[T.Hattori]

表記の時刻に初めて見るタイプのTLEが北方向で映りました。動画は以下に。
https://twitter.com/genjitsu_/status/1709226758086779369

雷雲の位置から当てはめると上端が70km、下端が30kmぐらいと出ました。（上は雲で隠れているかもしれません）
ネット検索で見た「レッドスプライト＋ブルージェット」というのに似ている感じがしますがどうでしょうか？
https://www.businessinsider.jp/post-230339

（追記）
過去ログいろいろ読みました。
巨大ジェットでいいんですかね？

[ITO]

T. Hattori さん、今晩は！

ブルージェットの上端高度は最大 40 - 50km、巨大ジェットは 70 - 100km と言われています。
巨大ジェットは活発な雷雲上に出ますので、雷雲の位置に基づく高度が上端 70km、下端 30km というのであればこの TLE は「巨大ジェット」だと思います。
静止画、動画を見ても、特徴的な二次展開は見られないものの形状は巨大ジェットそのもの。発光の下部を見ると噴射が２つあり、上部構造も２つあるように見えるので、恐らく２本の「巨大ジェット」が同時に出現したのでしょう。
またまた巨大ジェットの出現！　素晴らしい映像だと思います。
ITO

[T.Hattori]

ITOさん

こんばんは、同定ありがとうございます！
巨大ジェット捉えることができてよかったです！

[SonotaCo]

素晴らしい記録ですね。日本でもこの少し曲がったような下部をもつ形のものが発生するんですね。低緯度ならではのものかもしれません。
分類としては、世の中、雷雲上端から電離層に達する一連の発光を巨大ジェットと呼んでいると思うので、高度から言って巨大ジェットで良いと思います。
巨大ジェットにも下部のジェットが明確で、時間的に長いものと全体が一度に短時間に起こる巨大スプライトのようなもの、下部がフレア上のもの、下部が曲線のものなど色々タイプがありそうで、この辺の分類はまだ不明確なように思っています。
今後カラー撮影で、解像度と時間分解能が高い記録が増えると明確な分類可能になると思っています。

[T.Hattori]

SonotaCoさん

ありがとうございます。
確かにハワイのも曲がっていますね。
このあたりはまだざっくりとした分類なのですね。今後の進展に期待します。
カラーでの観測はやりたいことの一つではあります。

[前田]

前田です。
素晴らしい、明るジェットですね。
こちらは、雲の下でした。
結構明るかったようで同時にならず、残念。

[T.Hattori]

前田さん

自動測定でマイナス3.7等でした。
雷雲の北と南で両方晴れるのはなかなか難しそうですね。