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さぎたりうす
登録日: 2004.08.09 記事: 4648 所在地: 大阪府大阪市東淀川区
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日時: Wed Sep 24, 2008 11:05 pm 記事の件名: 2008年9月24日22時10分28秒 大火球 |
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表記時間に大火球が出現しました。
12mmで派手にうつっています。
UFOAの判定で-4.4等と出ていますが、直感的にはもっと明るいように思えます。
(オートアイリスが働いている?)
JN掲示板でも、目撃情報があります。
AntiHelionのやや西からの出現です。j2_iziaと判定されています。
いずれにせよ、かつて9月うお群と言われていた群のものかなと思います。
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取り急ぎ火球の分だけのM.CSVをアップしておきます。
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M20080924_221028_osaka01_02.wmv |
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M20080924_221028_000_osaka01_02.csv |
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上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3196 所在地: 大阪府
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日時: Thu Sep 25, 2008 7:43 am 記事の件名: Re:2008年9月24日22時10分28秒 大火球 |
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こちら(大阪府羽曳野市)でもこの大火球が写っていました。
取り急ぎ静止画像を出します。
Analyzer4V2による測定値は別コーナーにあります。
動画は次の所にあります。
http://meteor.chicappa.jp/TV20080924d22h10m.html
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2008年9月24日22時10分28秒の火球の分裂 12mmレンズ |
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2008年9月24日22時10分28秒の火球の分裂 12mmレンズ撮影による1フレーム |
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2008年9月24日22時10分28秒の火球の分裂 12mmレンズ撮影による1フレーム |
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2008年9月24日22時10分28秒の火球のコンポジットによる静止画
6mmレンズ |
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2008年9月24日22時10分28秒の火球のコンポジットによる静止画
12mmレンズ 消滅点側が写っている |
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三本松HS 三好
登録日: 2007.05.16 記事: 1290 所在地: 東かがわ市
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日時: Fri Sep 26, 2008 12:26 pm 記事の件名: Re: 2008年9月24日22時10分28秒 大火球 |
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こんにちは
香川県東かがわ市三本松からも記録できました。
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masuzawa
登録日: 2005.04.09 記事: 3857 所在地: SHIOJIRI
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日時: Fri Sep 26, 2008 6:50 pm 記事の件名: Re: 2008年9月24日22時10分28秒 大火球 |
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長野からは、うす雲のためか、レンズの F値が暗いためか、迫力ありませんが、それでも -4.8 等となっています。
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FUJINON F=0.95 のレンズ (f=6 mm 相当) |
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 13006 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Fri Sep 26, 2008 8:26 pm 記事の件名: アンチヘリオン |
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3点の同時観測ですが、地理的条件がいま一つなのと、火球の分裂による影響か、デフォルト設定では3点、6区間の観測が2つの火球と見なされてしまいます。
この場合、Qualityシートの Multi 枠のdD を10 に設定すると全体を1つの火球と見なして最小二乗法で輻射点、経路を求めることができます。
以下がその結果です。
J2_iziaからはややずれて、アンチヘリオン仮群の中心付近からきているようです。
誤差については、どの観測がどの位ずれているのか詳細に検討する価値があるかもしれません。
大阪に近い火球でしたね。高度からみると、残念ながら隕石落下は無さそうです。落ちるとすると愛宕山とか鞍馬山周辺でしょうか、進行方向の京都市からは興味深い眺めだっただろうと思います。
Kagawa1のカメラに全経路が綺麗に入っているのに驚きました。意外に視野が広く、結構東まで入っているのですね。MCSVが作成可能だと良いのですが....
説明: |
地上経路です dD=10, Q0,
unified radiant, time off,trail off |
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上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3196 所在地: 大阪府
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日時: Sat Sep 27, 2008 10:43 am 記事の件名: Re:アンチヘリオン |
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SonotaCoさん、この火球のUFOOrbitV2での多点同時観測の軌道計算
ありがとうございました。今回のケースのような場合は計算をさすのに
ソフトの設定が必要でしたので、ソフトの説明書を読むのが面倒なので、
計算をしていませんでした。(できませんでした)
誤差については知りたいところです。また、火球の消滅点に近づくにつれ
速度が減速をしていくようすもしりたいところです。
2008年9月24日22時10分28秒 大火球のこちらのAnalyzerV2で流星の
各フレームごとの流星位置ファイルを添付しました。
この大火球を写された皆さん、txtファイルを投稿してください。
みんなでいろんなことを調べてみましょう。
このファイルの作成方法は、
UFOAnalyzerV2で次の操作をして、ソフトを動かす。
Uty 画面 → analyzlogをチェック
これで、流星の動画のあるホルダーに次ぎのようなファイルが
作成される。
例、 M20080924_221028_OsakaHa_.txt
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M20080924_221028_OsakaHa_6mm.txt |
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355 回 |
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 ダウンロード |
ファイル名: |
M20080924_221030_osakaHA__12mm_.txt |
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61.29 KB |
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356 回 |
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さぎたりうす
登録日: 2004.08.09 記事: 4648 所在地: 大阪府大阪市東淀川区
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日時: Sat Sep 27, 2008 3:16 pm 記事の件名: Re:アンチヘリオン |
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上田昌良 wrote: |
誤差については知りたいところです。また、火球の消滅点に近づくにつれ
速度が減速をしていくようすもしりたいところです。
2008年9月24日22時10分28秒 大火球のこちらのAnalyzerV2で流星の
各フレームごとの流星位置ファイルを添付しました。
この大火球を写された皆さん、txtファイルを投稿してください。
みんなでいろんなことを調べてみましょう。
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UFOOrbitV2には、Analyzerで分析したときに生成されるA.XMLを使って、
個別の観測点から見たときの、観測速度と地上高度を図化する機能があります。
Ground Mapを選択して、左側にあるA.XMLにチェックを入れ、zoomの下あたりにある、
...と表示されているボタンをクリックして、表示させたい流星のA.XMLを選択します。
すると、同時観測で計算された地上経路をもとに、
個別の観測点から見たフレームごとの観測速度と地上高度の図を表示してくれます。
ちなみにこちらのデータをもとに表示させると、きれいに減速していることがわかります。
同時での計算値はVg=20km/s前後の結果がでていますが、初速は30km/s程度あったと思われます。最終的には10km/s程度まで減速しています。
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56.62 KB |
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ファイル名: |
M20080924_221028_osaka01_02.txt |
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47.19 KB |
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362 回 |
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さぎたりうす
登録日: 2004.08.09 記事: 4648 所在地: 大阪府大阪市東淀川区
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日時: Sat Sep 27, 2008 4:20 pm 記事の件名: スロー動画 |
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1/20速度の動画を作成してみました。
分裂していく様子が興味深いです。
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ファイル名: |
20080924_221028-1.wmv |
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821.76 KB |
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621 回 |
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上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3196 所在地: 大阪府
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日時: Sat Sep 27, 2008 4:41 pm 記事の件名: Re:Re:アンチヘリオン |
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さぎたりうすさん、M20080924_221028_osaka01_02.txtのログファイル
ありがとうございました。
時間のあるときに速度の減速、経路のばらつきなどを調べてみたい
と思います。特に質量も知りたいのです。望みはうすいとのことですが、
隕石落下の予報と捜索も視野にいれたく思っています。
{{UFOOrbitV2には、Analyzerで分析したときに生成されるA.XMLを使って、
個別の観測点から見たときの、観測速度と地上高度を図化する機能があります。}}
このグラフを描くときの数値は取り出せるのでしょうか。
欲しい数値は、
フレームごとの同時流星の緯度・経度・高さ・光度・観測値と流星の距離
フレームと次のフレームによる観測速度
など、これらがありますと.txtのログファイルから計算をしなくてすみますので、
助かります。
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 13006 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Sat Sep 27, 2008 5:30 pm 記事の件名: Re:Re:アンチヘリオン |
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上田昌良 wrote: | 欲しい数値は、
フレームごとの同時流星の緯度・経度・高さ・光度・観測値と流星の距離
フレームと次のフレームによる観測速度
など、これらがありますと.txtのログファイルから計算をしなくてすみますので、
助かります。 |
えーと、よろしければ、V2で分析後のM*A.XML をメールでお送りください。> 皆様
皆さんのA.XMLが集まれば、試作品のFireballInspector(FBI)というプログラムにかけると
各種モデルを使った質量や落下地点予想などをやってみることができます。高層の気圧と風データは私が気象庁で調べてみます。
UA2の速度変化グラフは最小二乗による直線近似なので最後で大きく減速するタイプでは誤差が大きくなり過ぎます。 FBIでは高次の近似と質量損失モデルとの比較などができます。
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masuzawa
登録日: 2005.04.09 記事: 3857 所在地: SHIOJIRI
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日時: Sat Sep 27, 2008 8:41 pm 記事の件名: Re:Re:アンチヘリオン |
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>> この大火球を写された皆さん、txtファイルを投稿してください。
以下に添付します。
>> えーと、よろしければ、V2で分析後のM*A.XML をメールでお送りください。> 皆様
メールで送りました。
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M20080924_221029_Nagano1_m2.txt |
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565 回 |
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 13006 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Sat Sep 27, 2008 9:41 pm 記事の件名: 火球経路分析 |
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AXMLの送付ありがとうございました > お3方
分裂の影響か、観測区間が沢山り、同時刻の別の光芒を追跡したと思われるものもあります。
単純にはいかないので、1つずつ確認してミリ秒単位の時刻誤差を出した上で経路平面を分析したいと思います。少し時間がかかりそうです。
またご報告します。
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上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3196 所在地: 大阪府
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日時: Sun Sep 28, 2008 4:59 am 記事の件名: Re:Re:アンチヘリオン |
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masuzawaさん、
M20080924_221029_Nagano1_m2.txtありがとうございました。
その後の解析は、SonotaCoさんがされてますので、その経過を
期待しています。
しかし、私の方も時間をつくってできる範囲のことをやりたいと
思っています。
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 13006 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Sun Sep 28, 2008 10:39 am 記事の件名: FBI その1 --- 時刻合わせ |
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お3方のAXMLを使って Fireball Inspector(FBI)による分析を初めました。 少しずつ状況を報告していきます。
集まった経路情報は以下の8個です。
さぎたりうすさん OS1 -- 6mm
上田さん OS3 -- 6mm 3経路部分
上田さん OS3 -- 12mm 3経路部分
Masuzawaさん NN1
まず、これが同じ流星を捕らえたものかどうかを確認しました。
すると、OS3-12mm の2番目の経路は、進行方向が他と逆で、これは レンズによるゴーストを追跡したものであることがわかりました。
上田さんのページの動画をみると 12mm の動画では 見事に逆に動くゴーストが映っています。従って、OS3-12mm_2 は以下の分析では使わないこととしました。
2番目の作業は時刻あわせです。
FBI は 絶対時刻毎 に 各観測方位仰角を使って 対象の瞬時位置を地心赤道座標上で求めていくソフトです。
従って、最初に各観測の時刻誤差を補正する必要があります。
最初の図は、無調整状態のものです。光度パターンと 仮計算高度が バラバラです。
で、これらが、できるだけ一致するように各観測時刻を補正していきます。
本当は最も時刻が正しいと思われる観測を選んでそれからの時刻誤差を補正するべきなのですが、今回は、とりあえず 唯一開始点付近を捉えている OS3-6mm -1 を基準にしました。(絶対時刻との誤差が大きい場合、結果は絶対時刻との誤差時間に相当する地球の自転による観測点位置誤差を含むもとなりますが、これは500msecで200m程度全体が東西にシフトする誤差になります)
2番目の図が 時刻のおよその補正結果です。細かい明度変化のタイミングと仮計算高度がほぼ一致しています。
修正結果としては、OS3-6mm を基準として OS1 は 354msec 早い時刻が記録されており、NN1 は 394msec 遅い時刻で記録されており、OS3-12mm は 586msec 遅い時刻で記録されていました。
ここでさらに気がつくことがあります。 OS3-12mm は最後の同じ時刻範囲で2つの経路を記録しています。 これは分裂した別々の対象を追跡した結果だと思われます。
全体の変化からみると、OS3-12mm_1 は当初、主光芒を捕らえたいたものの、最後の部分で、分裂して後方に残った部分へ連続しており、主光芒の最後は OS3-12mm-3 の方で記録されているようです。
この問題は、次の処理過程で、各観測を分析に使用する時間範囲を区切る作業で回避します。元々、個々の観測の開始終了部分などの不安定な部分はカットして使用するのですが、 OS3-12mm-1 については後半を大きくカットすることとして、とりあえず 主光芒の分析をしたいと思います。 後に必要なら、分裂した部分の追跡も可能だろうと思います。
次は、軌道平面の決定作業に進みます。
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 13006 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Sun Sep 28, 2008 2:12 pm 記事の件名: 経路直線決定と軌道 |
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以下は、現状データから各時刻の各カメラの観測方向誤差を最も小さくする経路直線をFBIによって暫定的に決定したものです。
経路直線は、流星開始時刻における緯度経度高度と、その時点の瞬間輻射点方向(地球自転ベクトルに左右されない地心赤道座標での輻射点方向)によって定めます。
開始から2秒間は 誤差が殆どなく、その時の速度は24.8km/secです。
しかし、2秒以降については、速度は不規則に低下し、観測方向誤差も大きくばらつく結果となっています。
これは、流星体が分裂し、光芒も不規則になって、光芒中心位置の自動計測結果がばらついてしまっている結果だと思います。
前半が綺麗に直線に乗っていることから、この結果の輻射点と突入速度は充分な精度があり、軌道も正確に求まっていると思います。
しかしながら、後半の速度変化は不規則で、これでは、質量減少モデルを適用することができません。
この火球の詳細な分析には、各フレームの主流星体の中心位置をマニュアル測定して分裂の影響を排除したデータを作る必要があると思います。残念ながら、現状のUFOシリーズにはそこまでの機能はありません。
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