Shimoda
登録日: 2006.12.12 記事: 3988 所在地: 長野県朝日村
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日時: Fri Feb 20, 2015 10:30 am 記事の件名: 日本天文学会天文功労賞(短期部門)の受賞 |
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日本天文学会より「4月やぎ座α流星群の発見」に対して天文功労賞(短期部門)を授与するとの連絡が来ました。昨年のAAC検出を評価していただいてのことだと思いますが、突然のことでびっくりしました。
それとともに、どうやら表彰が私個人を対象にしているのではないだろうかと心配になりました。言うまでもなく、この発見はSonotaCoネットの総力の上に立ってのことであり、データの取りまとめに当たってはSonotaCoさんのお力が大きかったからです。
そこで、受賞理由についてSonotaCoネットがどのように記載されているか、日本天文学会事務局に問い合わせたところ、代議員総会への推薦文は以下の通りだとのことでした。
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1.下田力(しもだちから)氏
「4月やぎ座α流星群の発見」
下田力氏は,隕石落下を伴うような明るい火球を観測し,その軌道から隕石落下地点を推定することを目的とした「日本火球ネットワーク」の事務局としての活動を数十年来行っている.また,長野県朝日村に設置した全天カメラによる火球パトロールを行い,本州上空に現れる明るい流星を常にモニターしながら,活発な情報発信を行っている.更に近年は,高感度カメラと自動検出ソフトウェアーを用いたSonotaCoNetworkのデータを生かした流星・火球パトロールを精力的に行っており,2014年4月8日未明(日本標準時)に出現した新流星群の出現を,3地点の観測データの軌道推定から誰よりも早く気づき,同日早朝の段階からSonotaCo Networkを通して広くアナウンスを行った.下田氏の呼びかけにより迅速にデータが集まったことで,4月10日には,「4月やぎ座α流星群 (April alpha Capricornids)」としてIAU MDC (Meteor Data Center) に新流星群候補として認定され,4月12日付のIAU CBET 3853に下田氏の発見として掲載された(なお、CBET 3853 の Masayuki Shimoda は誤記である)。この成果は,査読付き論文誌に2014年12月に掲載されている;「SonotaCo, Shimoda C., Inoue H., Masuzawa T., Sato M. "Observation of April alpha Capricornids (IAU#752 AAC)", WGN, Journal of the International Meteor Organization, vol. 42, No. 6, pp222-226」.本発見はグループによる功績だが,下田氏のいち早い指摘がなければ,第一発見には至っておらず,絶え間ない流星・火球 の観測研究活動による功績として,本会天文功労賞(短期部門)の受賞に十分値するものと考え,ここに推薦するものである.
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予想以上に私やSonotaCoネット、そして今回のAAC検出について把握、記載されており安心しました。SonotaCoネットの活動が適正に評価されていることの証しだと思います。
お知らせをいただいてから賞をいただいて良いものか悩み、関係の方とも相談させていただく中で、せっかくのお申し出ですので謹んでお受けすることにしました。
当日は、SonotaCoネットを代表する気持ちで賞を受けさせていただくことにしたいと思いますのでご了解ください。これから流星観測を続けていく皆さんの励みになれば幸いです。授賞式は3月19日大阪大学豊中キャンパスです。 |
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