SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 13274 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Wed Jun 14, 2006 9:36 am 記事の件名: NTPサーバー |
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このたび、(独)情報通信研究機構 光・時空標準グループ による 日本標準時に直結した NTPサーバー ntp.nict.jp が一般公開されました。
このサーバーは最も精度の高い Stratum1 サーバーです。
これまで一般開放されていませんでしたが、誰でもアクセスできるようになりました。
詳細は以下を参照して下さい。
http://www2.nict.go.jp/w/w114/stsi/PubNtp/
アクセスについて1時間平均で20回を超えないようにという制限があり、違反した場合にはアクセス制限がかかることがあるそうです。
これまで、時刻合わせについては Internet Multifeed Co による ntp.jst.mfeed.ad.jp を利用した NTP校正を推奨してきました。
こちらは Stratum2 ですが、こちらでも十分な精度があり、サービスも継続するようなので、こちらを利用している方はそのままでも構わないと思います。
http://www.jst.mfeed.ad.jp/service/02.html
時刻合わせクライアントについては「桜時計」を使っておられる方が多いと思いますが、私は最近 tclock というソフトを利用しています。こちらは、校正ログが出力できるので、ログがある範囲で時刻校正状況がどうであったか確認することができ、特定事象の時刻精度を保証することができるのが良い点です。
http://homepage1.nifty.com/kazubon/tclocklight/index.html#annai
推奨としては、tclockをログを採る設定で運用し、ntp.nict.jp または ntp1.jst.mfeed.ad.jp のどちらかをサーバーとして10分間隔で補正するのが良いと思います(あまり間隔を短くすると負荷が増大するだけでなく、ログがすぐ溢れます)。注意点として、Windows Xpの日付と時刻の設定にあるインターネット時刻合わせの方を無効にしておく必要があります。
私の所ではTiviを用いたGPSタイミングのスーパーインポーズを併用して時刻誤差の確認実験中です。
UFOCaptureV2 V2.08で追加された ミリ秒単位の時刻オフセット設定機能を用いて -33msを指定しておくと、上記のNTP校正方法でほぼ1フィールド(17msec)以内の時刻精度が得られています。NTP校正は稀に数100msecの誤差が出る場合があるのですが、いまの所この現象が確認できるイベントに遭遇していません。時々ログを調査していますが、ログにもありません。まだイベント数が少ないので、このまま半年位様子をみるつもりです。
時刻が極めて正確な同時観測が増えれば観測技術として新しい世界が開ける可能性があります。是非よろしくお願いします。 |
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