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次期UFOAnalyzer用星図データについて

 
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投稿者 メッセージ
SonotaCo
Site Admin


登録日: 2004.08.07
記事: 13274
所在地: 139.67E 35.65N

記事日時: Sun Jul 23, 2006 4:09 pm    記事の件名: 次期UFOAnalyzer用星図データについて 引用付きで返信

次期 UFOAnalyzer(UFOAnalyzerV2)の検討をしています。
使用する星図データを決めないといけないのですが、ご意見伺いたく思います。
UFOAnalyzerV2では 望遠レンズ対応のため、比較恒星データを増やす必要があり、同時に感度特性を考慮した等級判定をしたく思っています。

現在の案としては以下を考えています。

星図元データ
SKY2000 Master Catalog Version 4 (Goddard Space Flight Center, Flight Dynamics Division(2002))
この星図はよく整理されて公開されていて約10等までの約30万個の恒星について座標、V等級、B-V等級差データが含まれています。(圧縮して配布可能な3MB程度に納めることが出来ます)

感度特性補正
Mv = V + K*(B-V)
Mv:ビデオ観測のための比較基準等級
V:カタログ上のV等級
B-V:カタログ上のB-V等級差
K:色補正値(カメラプロファイルとして指定可能)

これについてご意見ある方おられますでしょうか。


この他に画面の飽和明度からの最高明度推定、明度と等級の変換などの問題点もあり、それらも実験を交えて検討していきたいと思っています。薄曇りの時の等級、低仰角部分の不透明度が高い時の等級など、楽しそうな課題が山積みです。ぼちぼち進めていますので、コメントよろしくお願いします。
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前田



登録日: 2004.09.01
記事: 2926
所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)

記事日時: Fri Jul 28, 2006 7:59 am    記事の件名: 楽しみです。 引用付きで返信

前田です。
いよいよAnalyzeに取りかかられましたか。楽しみです。

星の光度に関しては、上式の形でまとめたビデオのデータは見たことが
ありませんが、V−Bを横軸にとると見かけ上の光度がほぼ直線的に
上昇しているようなグラフは見たような記憶があります。
このグラフを書くときに問題は、やはり飽和の問題で実際に飽和せずに
星の光度の軸を長くとるのが難しいです。NDフィルタでも使えば
よいのかもしれません。

上田さんが光度に関してはいろいろと試行錯誤されていましたから
何かご意見があるかもしれません。
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SonotaCo
Site Admin


登録日: 2004.08.07
記事: 13274
所在地: 139.67E 35.65N

記事日時: Fri Jul 28, 2006 9:01 pm    記事の件名: SKY2000 Master Catalog Version 4 引用付きで返信

コメントありがとうございます > 前田さん
少しずつ作り始めて、SKY2000 Master Catalog Version 4 を使って恒星が表示できる所まできました。以下は6等まで表示した例です。10等まで表示すると6mmレンズの視野ではもう黄色の点で埋め尽くされてしまう感じです。これなら50mmレンズでも恒星数が不足するとはないと思います。

当面の技術的な課題は恒星とマスクとの対応関係の判定を自動でやることです。月の周囲のマスクとかウロコ雲に掛かった無数のマスクとか地上光とか難敵ばかりです。この恒星の認識がうまくいくことが自動収差補正、自動等級判定への鍵なので、じっくり時間をかけて挑戦してみようと思っています。

今度の恒星カタログは色データ付きなので、やろうと思えば恒星の色を変えて表示することもできるのですが、その他にも惑星の表示とか、やりたいことは無限にあるので、当面はあまり価値のないことにはできるだけ手を出さないようにしなくてはと思っています Wink



snap.png
 説明:
試作中の恒星表示の様子
 ファイルサイズ:  129.54 KB
 閲覧数:  10567 回

snap.png


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SonotaCo
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登録日: 2004.08.07
記事: 13274
所在地: 139.67E 35.65N

記事日時: Tue Aug 08, 2006 11:21 am    記事の件名: 収差自動補正 引用付きで返信

UFOAnalyzerV2開発状況です。
視野調整用の最適化エンジンが動き始めました
これまで最大の難関だったUFOAnalyzerのパラメータ設定がどうやら自動化できそうです Smile Very Happy Razz
現状で 誤差0.01度程度までの自動調整は一瞬です。
各パラメータの設定の有効数字を増やしても良いかと思い始めました。
方式のメドが付いたので、本格的な作成にかかろうと思います。ご期待ください Cool



snap0.jpg
 説明:
25mmレンズのクリップで8等までの100個の恒星を使う例です赤線が調整前の設定誤差
 ファイルサイズ:  52.91 KB
 閲覧数:  10515 回

snap0.jpg



snap.jpg
 説明:
自動調整ボタンを押すと誤差は平均で0.008度、最大でも0.018度となりました。もっといけそうです
 ファイルサイズ:  43.49 KB
 閲覧数:  10515 回

snap.jpg


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SonotaCo
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登録日: 2004.08.07
記事: 13274
所在地: 139.67E 35.65N

記事日時: Tue Aug 08, 2006 7:17 pm    記事の件名: 座標測定誤差の限界 引用付きで返信

有効数字をどこまで増やせるか実験しました。
収差補正には11個〜12個のパラメータを調整して最適値を求める必要があります。
(Az,Elv,Rot, View deg, y/x(画素縦横比), k4,k3,k2(レンズ収差), dx,dy(光軸中心誤差), atc(大気差係数))
計算機に時間をかけて最適値の組み合わせを探させれば、いくらでも細かく調整できるのですが、いったいどの位まで意味があるのでしょうか Question
興味あるテーマなので、少し調べてみました。
結果、UFOAnalyzerで最終的に誤差を制約するのは入力画像中のシンチレーションと画素数による分解能のようでした。つまり、映っている恒星像の中心位置測定誤差がネックらしいことが判りました。中心は明るさの加重平均から求めるので1画素以下まで求まるのですが、それでも元画像に応じた精度しかでません。
で、普通どの位の誤差かというと、幾つかのレンズの幾つかのクリップで試みた所、レンズによらず、良いケースで0.2画素、一般的には0.5画素相当分の精度が限界のようでした。
レンズに因らないのは望遠レンズでは星像やシンチレーションが大きくなるのですが、それを補ってあまりある暗い恒星が現れるからです(十分な星表を持っていた場合ですが....)
6mmレンズ1/2インチCCDビデオ映像の場合、水平視野56度を640画素で撮影すると1画素が約0.09度なので、 0.02度〜0.04度が限界ということになります。
25mmレンズの場合は同じく640画素の場合、0.005度〜0.01度のようです。
もちろんこれまでの手動設定に比べれば10倍から100倍位の精度になるわけで楽しみです。
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前田



登録日: 2004.09.01
記事: 2926
所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)

記事日時: Thu Aug 10, 2006 6:55 am    記事の件名: 楽しみです。 引用付きで返信

前田です。
みごとですね。誤差も0.2画素ぐらいに追い込めていたら十分だと思います。
流星の位置がそれより一桁ぐらい悪くしか求まらないらしいですから。

少し気になったのは、ある時刻の誤差が時間がたっても保たれているか
です。例えば、星の多い天の川が日周運動していくと、ずれたりは
しないのでしょうか。また、星の少ない日などはそれなりに精度が
落ちているでしょうから、最後の流星座標などに、それが明示されれば
よいと思います。

写真観測などから画面の座標を求めるときは、明るい星は使わずに
7、8等のものだけを使っていたように記憶しています。今回のも
そのようになっているのでしょうか。

少し話は変わりますが、現在たくさん同時流星が撮れるようになって、
一つ一つの輻射点の誤差楕円などがUFOOrbitで表示されれば、ばらつきが
測定などの誤差のせいかどうが分かってよいと思います。
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