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藤原康徳
登録日: 2004.08.10 記事: 2800 所在地: 大阪市淀川区
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日時: Tue Aug 02, 2022 6:17 pm 記事の件名: 2022年8月1日23時15分52秒の火球 |
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2022年8月1日23時15分52秒に大阪市の自宅の北東向低仰角のα7s・50mmにかなり明るい火球が写りました。
先にも書きましたようにこの火球に気が付いたのは、室生のスペクトルカメラでの高次の明るいスペクトルでした。室生では、東向きDMK33GX290e・4mmにも視野の端ぎりぎりで写っています。
IS3とNN4で捉えられているようですでに軌道も計算できます。私のほうは、かなり頑張ったのですが、UFOAnalyzerV2でうまく測定ができませんでした。前半部だけの測定結果のcsvになっています。
最後の方で分裂しているようで、消滅点高度が少し気になるところです。
説明: |
α7s FD50mm F1.4 FHD60p ピークホールド(縮小50%) |
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ファイルサイズ: |
93.82 KB |
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9279 回 |
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説明: |
α7s FD50mm F1.4 FHD60p 動画 |
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ファイル名: |
M20220801_231552_JPOsaka04_50.mp4 |
ファイルサイズ: |
3.67 MB |
ダウンロード回数: |
327 回 |
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米口 一彦
登録日: 2012.05.03 記事: 1193 所在地: 石川県加賀市
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日時: Tue Aug 02, 2022 7:07 pm 記事の件名: Re: 2022年8月1日23時15分52秒の火球 |
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IS5からです。
この流星の分だけ解析しました。
説明: |
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ファイルサイズ: |
49.32 KB |
閲覧数: |
9268 回 |
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説明: |
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ダウンロード |
ファイル名: |
M20220801_19_001_IS5_SA.csv |
ファイルサイズ: |
598 Bytes |
ダウンロード回数: |
205 回 |
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藤原康徳
登録日: 2004.08.10 記事: 2800 所在地: 大阪市淀川区
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日時: Tue Aug 02, 2022 8:22 pm 記事の件名: Nara03 |
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米口さん、画像のアップおよびcsvのアップロードありがとうございます。
観測速度は16 km/sですが、消滅点高度が38 kmほどで高いので隕石落下の可能性は低そうです。
室生の東向きGigEカメラとα7s・35mm・300本/mmグレーティング画像です。GigEカメラの測定はまだできていません。
説明: |
DMK33GX290e 4mm F1.2 FHD30p
ピークホールド(縮小50%) |
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ファイルサイズ: |
88.46 KB |
閲覧数: |
9249 回 |
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説明: |
α7s 35mm F1.4 300本/mmグレーティング FHD60p ピークホールド(縮小50%) |
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ファイルサイズ: |
138.11 KB |
閲覧数: |
9249 回 |
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Shimoda
登録日: 2006.12.12 記事: 3480 所在地: 長野県朝日村
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日時: Tue Aug 02, 2022 9:48 pm 記事の件名: NN4 |
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長野県朝日村からです。
かなり変わった光度変化ですね。
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ファイルサイズ: |
13.99 KB |
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9236 回 |
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Wind
登録日: 2022.04.09 記事: 4
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日時: Wed Aug 03, 2022 8:56 pm 記事の件名: 2022年8月1日23時15分52秒の火球 |
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岡山からZWO290MM,f2.5mmの視野に入りました。
駄々書きしたavi-filesから当該時間近くのfileを
再生&比較明合成した画像の一部を切り出しました。
最後の一滴も写っていて、面白いデータです。
説明: |
ZWO290MM, f=2.5mm, F1.2, 30fps |
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ファイルサイズ: |
60.62 KB |
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前田
登録日: 2004.09.01 記事: 2773 所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)
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日時: Thu Aug 04, 2022 1:46 am 記事の件名: |
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前田です。
きれいなスペクトルですね。
一見前半と後半で違うスペクトルにも見えますが、光度が違うだけで同じかもしれません。飽和しているようで、判断できません。
拡大して見ないとわかりませんが、Mgの成分がとても少なく、NaとFeが主成分の流星で、鉄流星にNaを足したようにも見えます。このタイプは普通の鉄流星よりさらに希なタイプです。
光度変化の特異さとも関連があるのでしょうか。
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ts007
登録日: 2004.08.09 記事: 5126 所在地: 埼玉県川越市
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日時: Thu Aug 04, 2022 10:23 am 記事の件名: すごい高度変化とスペクトルですね。 |
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藤原さん。すごい光度変化とスペクトルですね。
高度変化を求めたいので、下田さんと米口さんと藤原さん(a7sの方)
M20220801_231552_**A.xmlファイルを送って頂けますか。
こちらにお願いします。yjts007@yahoo.co.jp
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藤原康徳
登録日: 2004.08.10 記事: 2800 所在地: 大阪市淀川区
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日時: Fri Aug 05, 2022 11:11 am 記事の件名: 測定 |
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前田さん
たしかに鉄流星に強い発光でNaが乗っかているという感じです。爆発まではオレンジぽい色に見えますし、スペクトルをみると尾の部分はNaのようです。
NMSのホームページの掲示板に出ている目撃情報でもオレンジ色という報告が何件かありました。
光度変化は、2021年2月25日18:56:06の火球(大阪府北部に隕石落下の可能性があった)に少し似ている感じがします。あのときも途中からあきらかに増光して変わった光度変化だと思いました。
ts007さん
私のところでは全経路が測定できていません。アップロードしたcsvは爆発点手前までの測定です(経路の方向はほぼ出ています)。
SonotaCoさんへ
全経路が(特に爆発点付近)測定できていないのは、.M(BMPファイル)に流星が記録されていないことが原因なのでしょうか。爆発点の部分がとんでいるような感じです。
ファイル(50%縮小でjpgに変換したもの)を示します。
ご教示のほどよろしくお願いします。
説明: |
爆発点付近が写っていない(明るすぎてとんでいる???) |
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8959 回 |
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12712 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Fri Aug 05, 2022 5:34 pm 記事の件名: Re: 測定 |
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藤原康徳 wrote: | SonotaCoさんへ
全経路が(特に爆発点付近)測定できていないのは、.M(BMPファイル)に流星が記録されていないことが原因なのでしょうか。爆発点の部分がとんでいるような感じです。
ファイル(50%縮小でjpgに変換したもの)を示します。
ご教示のほどよろしくお願いします。 |
UFOCaptureで作られる M.BMPに赤で記録されるのは明度の変化点です。これはUA2で参考にされますが、UA2では別途動画から移動体中心位置を検出しているので、直接的な関係はありません。
もっとも、爆発の周辺フレームでは明度が飽和していて、フレーム間で明るさの変化がないため、そもそも明度変化点として検出されず、これがMBMP上で赤く記録されない原因で、これは大火球の測定の難しさの一面を示しています。
ということで、小さい流星と大火球はそもそも測定方法を変えないといけないわけです。
この辺を含めて、爆発流星でも映像を自動解析できるようにしたいと思って、少しずつ作業を進めていますが、開発環境と文字コードの変更など地味な作業量が膨大で、時間がかかっています。
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藤原康徳
登録日: 2004.08.10 記事: 2800 所在地: 大阪市淀川区
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日時: Sat Aug 06, 2022 2:04 pm 記事の件名: |
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SonotaCoさん、解説ありがとうございました。
> この辺を含めて、爆発流星でも映像を自動解析できるようにしたいと思って、少しずつ作業を進めていますが、
> 開発環境と文字コードの変更など地味な作業量が膨大で、時間がかかっています。
大いに期待しています。これが隕石落下プログラムにつながっていくのではないかと思っています。そちらの方も大いに期待しています。よろしくお願いします。
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ts007
登録日: 2004.08.09 記事: 5126 所在地: 埼玉県川越市
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日時: Sat Aug 06, 2022 8:07 pm 記事の件名: 光度と高度変化のグラフです。 |
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下田さん、米口さん、藤原さん、データありがとうございました。自動測定と手動測定して高度による光度変化のグラフを作成しました。今回、米口さんのは、発光点側が少し測定されていませんでした。また、藤原さんのは、途中から爆発時は、ほとんど光度が自動測定では、うまくできていなかったので手動で主な点を測定しなおしました。光度は、仮定です。光度変化は、Rspecで作成し自動測定の始めの方だけで高度と比べて作成しました。誤差は、1km程度に収めました。46から56km付近で大きな爆発が2回起きています。また、この間で小爆発も見られました。特異点の47km付近で中爆発が起きていました。特異点の52km付近と72km付近では、小爆発が起きていました。
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最終編集者 ts007 [ Sat Aug 06, 2022 8:31 pm ], 編集回数 2 回 |
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ts007
登録日: 2004.08.09 記事: 5126 所在地: 埼玉県川越市
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日時: Sat Aug 06, 2022 8:27 pm 記事の件名: スペクトルを解析してみました。 |
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スペクトルを解析してみました。静止画の上からも下からも3番目の良く見えているところで測定しました。感度補正なしでピーク比と面積比でもあまり変わりませんでした。爆発前は、Na richで爆発後と全体は、Fe richとなりました。MgもNaの8割り方あるようですが?。Naがかなり残っているので鉄流星では、ないと思いますがFe richが無難と思われます。少し曲がっているので正確性は、やや劣ります。
動画を道気が付いたのですが、発光点側では、NaとOの単痕がみられていてOの輝線が少し高くなっていて同定できました。爆発後、数個に分裂していますね。これで自動測定できていなかったのかもしれませんね。
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感度補正なしでピーク比。図の上が爆発前の輝線同定。下が全体の輝線の同定です。表の一番上 爆発前。中 爆発後 一番下 全体。 |
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最終編集者 ts007 [ Sat Aug 06, 2022 10:00 pm ], 編集回数 3 回 |
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ts007
登録日: 2004.08.09 記事: 5126 所在地: 埼玉県川越市
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日時: Sat Aug 06, 2022 9:36 pm 記事の件名: 軌道計算結果です。母天体候補です。 |
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軌道計算結果です。散在判定になっていますがJRHが近そうです。母天体候補です。
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8745 回 |
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司馬康生
登録日: 2005.11.26 記事: 2185 所在地: 明石市
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日時: Fri Aug 19, 2022 9:38 am 記事の件名: 隕石落下の検討はいかがでしょう。 |
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かなり迷っておりました。消滅点高度としては落下隕石は大きくても数グラム、おそらく1グラム前後かなと。
一方、場所が都心に近そうなと期待もします。富谷隕石のような小さなものでも発見例が有るので。
光度変化からすると、どんな物質なのかという期待と、速度変化の解釈が大変そうだなとという思いとあります。
急ぐ事例では無いかと思いますが、落下計算いかがでしょう。?>上田さん
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上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3111 所在地: 大阪府
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日時: Fri Aug 19, 2022 9:02 pm 記事の件名: Re:隕石落下の検討はいかがでしょう。 |
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司馬さん、やりましょう。今、誰かがやっておかないと貴重なデータが永遠に眠ってしまいますからね、
光度変化が特異で堅い物質なら期待が持てます。
ということで、撮影者の皆様、データの提供をお願いします。
IS2
IS3
IS5
NN4
NN5
Nagano01
Osaka04
この火球(2022年8月1日23時15分52秒)につきまして、UFOAnalyzerV2処理後の
M*****A.XMLファイル
を提供して下さい。
位置測定ファイル:M********A.XML ファイル名がMで始まりAで終わるもの
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送付先:ueda(at)meteor.chicappa.jp 上田昌良
送付先のアドレスの (at) は @ に変えてご使用下さい。
迷惑メール防止対策でこのようにしています。
※藤原さんのデータは明るい所が測れていないようですので、動画など一式を
ファイル転送でお願いします。
Win11のPCではAnalyzerV2で手動測定ができませんので、中性能のWin7の中古PCを購入し、本日届きましたので、大急ぎで古いソフトを全部、順次インストールしてます。
今日はインターネットにほとんどつながりません。夜になってつながりました。遅くなってすみません。司馬さん、
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